ふくろう掲示板

ふくろう掲示板

郡山高等学校教育コース3年生が来校しました

7月18日(火)、郡山高等学校教育コースの3年生による見学がありました。

将来、教育の分野に進むことを希望している生徒のみなさんが、特別支援教育や聴覚障がいについて学びに来ました。

聞こえにくさの体験では、音のゆがみや会話時の急なルールの変更の際に聞きもらしたり、分からなかったりする状況に戸惑いを感じながらも、グループの仲間に伝えられないまま同調する様子が見られました。

体験・講話・校舎内の見学を通して、「話の輪に入りづらく、疎外感を感じた。」「幼小学部では物に名前を示してあり、視覚的に学習していることが分かった。」「先生が1人1人理解を確認して授業を進めていて、生徒たちが目で話を聞いているのが印象深かった。」との感想が寄せられました。

本校との交流につながる第一歩です。

同じ地域内の学校として、互いに学び合うことができる機会を大切にしていきたいと思います。

寄宿舎1学期大掃除

7月13日(木)寄宿舎の1学期大掃除を行いました。

「寄宿舎を大切にする気持ちや感謝の気持ちを込めて、普段は行えない隅々まで丁寧に掃除をする」と係の舎生が目的を決め、開始前の連絡事項で呼びかけました。

高い所の埃や、窓のサッシの汚れ、洗濯機の洗剤の溶け残り、浴室の排水網の汚れなど、いつもは気づかない汚れをしっかり落としました。みんなが使用している場所の清掃後には、自分の部屋と下駄箱の清掃も行いました。

 

 

中学部1年 奉仕活動を行いました。

  7月19日(水)に奉仕活動を行いました。
 奉仕活動を行うにあたり、1学年みんなでどんな活動をするか話し合いをしました。生徒たちから「校内をきれいにしたい」「幼稚部の子どもたちを喜ばせたい」という意見が挙がったため、幼稚部の子どもたちと先生方に掃除してほしい場所のアンケートを取り、清掃活動を実施しました。
 遊具置き場にある三輪車やおもちゃを片付けたり、砂をきれいに掃いたりしました。また、下駄箱の中を一つ一つ丁寧に水拭きもしました。とても集中し、みんなで協力して取り組む姿が見られ、幼稚部をきれいにしたいという思いが生徒たちから感じられました。掃除の途中で、幼稚部の子どもたちから「ありがとう」と声をかけられ、嬉しそうにしている様子も見られました。活動終了後、「もっときれいにしたかった」「幼稚部のみんなが喜んでくれると思う」などの反省がありました。今回の奉仕活動では、生徒たちが「相手のために自分には何ができるか」をじっくりと考える良い機会となりました。

 

幼稚部 第1回幼稚部本分校交流会

 7月7日(金)に、本校、福島校、会津校、平校の幼児16名が保護者と一緒に本校に集まり、今年度1回目の本分校交流会を実施しました。「ぺんぎんグループ」と「かめグループ」に分かれ、自己紹介をしたり、七夕にちなんで願い事を発表したりしました。

 水遊びの活動では、ぺんぎんグループは中庭のプールで遊びました。じょうろを使って体に水を掛けたり、水鉄砲で怪獣のカードを倒したりして楽しみました。かるたでは、示されたカードと同じ水の生き物のカードを探し、ぷかぷか浮かぶカードの中から素早くカードを取って盛り上がりました。

 かめグループは、幼児用の大きいプールで活動しました。いつもと違うプールに子ども達は大喜び。とびっきりの笑顔を見せていました。ワニの真似をして水中を歩いたり、流れるプールをみんなで作ったりして水の心地よさを十分に味わっていました。

 お昼になると緊張もほぐれ、お互いのお弁当を見せ合いながら「同じ○○が入っているね。」、「それはなに?」等と楽しくやりとりをしながら食べることができました。

 午後の自由遊びの活動では、すいか割りやおままごと等、お部屋の中の道具を使って工夫しながら遊ぶ姿が見られました。

 初めは少し緊張した様子の子ども達でしたが、交流会の終わりには「また会おうね。」と笑顔でタッチすることができました。11月にまた会えるのが楽しみです。

 

 

 

 

中学部自立活動「先輩の話を聞く会」

 中学部3年生を対象に、自立活動の学習の一環として、本校に勤務している聴覚障がい教員3名を講師として招き、「先輩の話を聞く会」を実施しました。
 生まれ育った環境や学んだ環境、聞こえの程度は三者三様であり、主なコミュニケーション手段や、聴覚障がいがあることに起因する困りごとも違っていましたが、「相手の話を最後まで確実に聞く」「状況に応じて、コミュニケーション手段を使い分ける」「自分が聞こえない・聞こえにくいことを相手に伝える」ことは共通しており、自身の体験を具体的に話して下さいました。
 健聴者とのかかわりで大変だったことや学生時代に取り組んで良かったこと、やっておけば良かったこと、そして、なぜこの仕事に就いたのか、なぜこの大学を選んだのか、今のうちにやっておくべきこと等について、実体験を交えた話を聞くことができ、生徒達は自分の障がいの実態や将来の進路に関して、更に考えを深める機会となりました。