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2022年10月の記事一覧

高等部清掃活動

 10月24日(月) 学習発表会に向けた清掃活動を実施しました。

 縦割りのグループ毎に2年生がリーダーとなって清掃を進めました。学年を越えて協力しながら、手際よく活動し、校舎内をきれいにすることができました。

     

   

中学部 学習旅行に行ってきました

10月20日(木)、中学部3学年は会津方面へ学習旅行に行きました。午前中は飯盛山
の見学と体験活動、午後は七日町通りを散策し、昼食や買い物を通して、街並みや風土に
触れました。
飯盛山では白虎隊の墓や自刃の地を見学し、当時の戊辰戦争や白虎隊の気持ちについて
考えることができました。白虎隊が当時猪苗代から逃げてきた戸ノ口堰洞穴を目の前にす
ると、予想以上の水の流れの速さと穴の小ささに生徒たちは驚いていました。
体験活動では、会津の工芸品である起き上がり子法師の絵付け体験を行いました。受験
に向けて、合格祈願だるまとして制作した生徒もいました。
また、今回の学習旅行では、移動時に路線バスとJR鉄道を利用しました。生徒からは
「不安もあったけど、バスや電車の乗り方、身体障害者手帳の提示の仕方が分かった
。」「車内アナウンスでは自分は聞き取りにくかったから、モニターを見て確認するよう
にした。」「乗客の方に話し掛けられて緊張したけど、話すことができた。」などの感想
があり、将来の自立に向けた多くの経験ができました。

中学部 宿泊学習へ行ってきました

 10月18日。一人の生徒から「明日の天気を調べてください。」と懇願されました。いわき市の天気予報を示すと、晴れのマークを確認して大きく頷き、不安げだった表情は、たちまち笑顔に変わっていき、翌日からの二日間、いわき海浜自然の家での宿泊学習をとても楽しみにしている気持ちが伝わってきました。

 10月19日。貝の絵ろうそく作りでは、それぞれ思いのままに筆を走らせ、およそ10㎝四方の殻の上に表現力豊かな絵を描いていました。
 砂の芸術では、海の生き物をテーマに制作にとりかかりました。海水をかけて砂を固めながら作業を進めていくと、各班ともはっきりと形が浮かび上がり、自信をもって最後の品評会に臨みました。お互いの作品を見合って、感嘆の声が上っていました。
 キャンプファイアーでは、静寂の暗闇の中に火の神々が現れると、一層厳かな雰囲気に包まれました。神々からの宣誓の言葉をかみしめたあとは、ダンスやゲームで盛り上がりました。全員で歌った歌も心に響きました。


 10月20日。野外炊飯では、手際よく、あるいは四苦八苦しながら野菜の皮むきをしたり、煙で目が染みるのに耐え抜きながら薪を燃やしたりして、全員が協力してカレーを作りました。とても美味しかったことは言うまでもありません。
 友達と協力し、友情を深めて気持ちが一つになった、思い出に残る二日間でした。

小学部 学習発表会に向けて

 10月になり、小学部では学習発表会に向けた練習が進んでいますが、今週からは全学年合同での練習が本格的に始まりました。1・2年生、3・4年生、6年生、それぞれのグループで練習してきたことをステージ上で確認したり、他のグループの様子を見たりして、さらにより良い発表になるように、一人一人が台詞や動きを考えながら練習しました。今後は、全体での歌の練習も行い本番に向けて気持ちを一つに頑張っていきたいと思います。

 

 

 

高等部生徒会(ボランティア活動)横断幕を制作しました

   10月7日(金)本校高等部生徒がボランティア活動の一環として、ひまわり保育園の運動会に向け横断幕を制作しました。大きな布地に3年生が「がんばれ!ひまわりほいくえん」と下書きし、ペン等を用いて彩り良く塗りました。

   12年生は横断幕を装飾するため、フェルトを使ってひまわりの花や可愛らしい動物等、園児が喜びそうな物を考えて作りました。全体のバランスを見ながら、文字の周りを華やかに飾りつけしました。

 新型コロナウイルス感染症予防のため、直接ひまわり保育園の園児とふれあうことはできませんでしたが、今後も交流を深めていきたいと思います。

                                         

                                         

高等部 生徒会役員選挙・認証式が行われました

  9月30日に5名の立候補者・責任者による立会演説会が行われました。演説会では、「生徒会会則の見直し」「コロナ禍における行事の工夫」など、それぞれの思いをみなさんに伝えました。

 選挙管理委員会運営のもと、実際に使用されている記帳台と投票箱を使用し投票が行われました。今回は信任投票となり、開票の結果5名とも信任となりました。

 10月12日に校長室で行われました認証式では、新生徒会長の吉田凪沙さんが「自分たちの学校生活をよりよくするため、先輩方のように積極的に活動を行っていきたい」と力強く述べました。

    

   

第59回全国聾学校陸上競技大会

10月15日〜16日、山形県で開催された全国聾学校競技大会に参加してきました。

全国の聴覚支援学校の高校生が集まる数少ない機会です。

37校167名の出場者のうち、本校からは東北大会で活躍した生徒を代表して高等部の女子4名が力を奮いました。

4名の思いを結集した4×100mリレーは残念な結果となりましたが、各種目で生徒それぞれが8位までに入賞した合計得点により、学校対抗戦女子の部第3位の賞をいただくことができました。

今大会の成果を誇りにするとともに、他校の生徒と称え合った経験を励みにしながら、さらに活躍することを

願っています。

     女子走幅跳 優勝 八島瑠月          女子砲丸投 第3位 小瀧吏南

 

 女子100m 第7位 椎根永恋       

 女子200m 第6位 椎根永恋   女子砲丸投 第6位 遠藤乃亜                             

   リレーで心をひとつに        学校対抗一部女子第3位!

 

 

寄宿舎舎生会役員選挙・認証式

  9月15日(木)に活動室と食堂に全舎生が集まり、選挙演説会を実施しました。演説会では、「コロナ禍だけど寄宿舎生活をより良くしたい。」「舎生のみんながやってよかった、楽しかったと思う行事を企画したい。」「みんなの意見を聞くために意見箱を設置したい。」など立候補者それぞれの思いを伝えていました。

  9月27日(火)に信任投票が行われた結果、不信任票なく全員が当選し、みんな安堵の表情を見せていました。

  10月4日(火)の役員認証式では、校長先生より新役員として承認を受けました。新会長からは「舎生会員の声を聞き、協力し合いより良い寄宿舎生活になるように工夫していきたいです。また、思い出に残る楽しい行事になるよう企画していきたいです。」とあいさつがありました。

  自分たちの寄宿舎生活をさらに充実させていくために、舎生会役員が中心となって頑張ってほしいと思います。

   

    

幼稚部 交流いもほり

 10月6日(木)に近隣のひまわり保育園との交流一緒に遊ぶ会で「いもほり」を行いました。「ひまわりランド」という畑に徒歩で向かい、保育園の友達と合流していもほりが始まりました。土を手で掘り、さつまいもの頭が見えると「あった!」、「きっと大きいよ!」と嬉しそうに話しながら、力いっぱい掘り出していました。時折、「いくつとれた?」、「見て、大きい!」、「猫の形みたい!」と収穫したさつまいもを見せ合い、面白い形のさつまいもに笑いながら、たくさん採れた喜びを分かち合っていました。

 帰り道は、さつまいもがたくさん入った重たい袋を大事そうに抱えながら「ママにも見せたいね。」、「みんな待っているかな。」と収穫したさつまいもを早く見せたい気持ちで一生懸命に歩きました。学校に着くと「どうやって食べようかな。」と絵本を見ながらメニューを考え、食べることを楽しみにしている様子でした。雨が心配な中ではありましたが、なんとかお天気ももちこたえ、充実した活動となりました。

 

 

 

 

高等部「こころの授業」

10月5日、福島県精神保健福祉協会より外部講師の方をお招きし、高等部2年生を対象に「こころの授業」を実施しました。

「感情のコントロール、アサーションを学ぼう」をテーマに、自分と相手の感じ方の違いや怒りをクールダウンする方法について、講話をしていただきました。

「自分が希望する係に決まった後で、友達から”係を代わってほしい”と言われたが、断りたい」との具体的な場面において、生徒一人一人が自分の気持ちと相手の気持ちを尊重したアサーティブな伝え方について真剣に考え、ワークシートに記入する様子が見られました。

   

 

自分の考えを発表した生徒に対して、「自分のやりたいことを伝え、次回は友達に代わってあげたいという気持ちや、まず最初にごめんなさいと謝る気持ちが素晴らしいです。」と、講師の方よりお言葉をいただきました。

気持ちの切り替え方法や適切な表現方法を日常生活の場面で生かすことができるよう見守りたいと思います。

講師の方々、生徒のアサーティブな意見を引き出すやりとりをしながら講話をしていただき、ありがとうございました。