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2023年8月の記事一覧

小学部 スポーツタイム

 今年度、小学部では、子ども達の運動経験や友達と力を合わせてがんばる経験を積むことを目的に、火曜日と木曜日の業間に子ども達と先生方全員でスポーツタイムを行っています。

 1学期は、かけっこやリレー、ドッジボール等を行ってきました。どの種目も子ども達は本気になって取り組み、友達を精一杯応援する経験は、5月の運動会でも発揮されました。

 2学期も引き続き様々なスポーツに取り組んでいく予定ですが、まだまだ暑い日が続き、熱中症警戒アラートも出ています。今週は、激しい運動を控えつつ皆で楽しみながら少しでも体を動かせるように、「じゃんけん列車」を行いました。子ども達も先生方も本気のじゃんけん勝負!勝っても負けても大変盛り上がり、楽しく活動することができました。

   

小学部 ランチルームでの給食再開

 2学期が始まり、今日から子ども達が楽しみにしている給食が始まりました。

 小学部では、1学期までは、新型コロナウイルス感染症予防のため各教室で給食を食べていましたが、2学期からはランチルームでの給食が再開しました。各テーブルで自分の分は自分で取り分けて準備をします。子ども達は、自分が食べられる量を調整しながら、慎重に取り分けていました。

 「いただきます」「ごちそうさまでした」の挨拶を始め、食材や料理名、調理方法等のことばの指導も意識しながら、食事のマナー等も学び合い、友達や先生と楽しみながら食育を進めていきます。

 

 

 

 

 

作業技能大会に参加しました(高等部)

 8月4日(金)に、第11回特別支援学校作業技能大会がビッグパレットふくしまで開催されました。

本校からは、アンケートはがきの記載事項を入力フォームに入力する速度と正確さを競う『パソコンデータ入力検定』と、職業の授業で製作した作業製品品評に3つの製品を出品し、プレゼンテーションを行いました。

 結果は以下のとおりです。

1 パソコンデータ入力検定部門

高等部3年 K.S 8級
高等部1年 M.K 7級

2 作業製品品評部門

木工班(金賞受賞)

Drink Palette(木工班).pdf
木工班 Hot Palette(木工班).pdf
手工芸班 トレジャーポーチ(手工班).pdf

※製品名をクリックすると、紹介ページが開きます。

 

地域企業との連携(情報工業科)

 情報工業科では、2019年度から、環境整備事業と称して、ホワイトボードや鉄琴脚部の溶接による修繕、体育館や生徒会室へのLAN敷設、体育館や通路への手すり製作、図工室の椅子製作、飛沫防止パネルの製作など、依頼に応じた製作や修理に取り組んできました。校内の活動が中心だったこの活動ですが、今後は、地域企業との連携、地域社会への貢献、SDGsの推進と、活動の幅を広げていく予定です。

この度、主旨に賛同いただいた有限会社ワタショウ様のご協力のもと、株式会社ツボイ様を訪問し、6月22日(木)に、工場見学ならびに木材の寄贈をしていただきました。提供いただいた材料を、どこで、どのように活用させていただくか、現在計画中です。

生徒の感想の一部抜粋

〇家を建てる材料は、現場で加工するのではなく、プレカット工場で加工されていることが初めて分かった。

〇機械で木材を加工していて、効率よく行われていることが分かった。

〇家を建てる際には、40本程の木材が必要だと分かった。

〇プレカットすることで、住宅建築の組み立て時間が短縮され、早い現場だと1日で終わることもあることが分かった。

〇機械で長さや太さを調整するだけでなく、木に穴をあけたり、丸く加工したり、接手を加工したりすることが分かり驚いた。

 

【(株)ツボイ様へのお礼の言葉】

〇貴重な木材を提供していただきありがとうございました。木材を使って、社会に役立つように、情報工業科のみんなと協力して作りたいと思います。

〇今回は私たちのために大事な材料をいただき、ありがとうございました。私は今将来やりたい仕事について調べているので、とても参考になりました。本当にありがとうございました。

〇私たちのために木を提供していただきありがとうございます。いただいた木を使って人の役に立つものをつくりたいと思います。

 

(寄贈いただいた材料100%による試作品)

 

  椅子、踏み台、鍋敷き

 

  ガーデンフェンス

 

 

   ベンチ

加工の際に出たおがくずを使ったコンポスト

 

令和5年度 寄宿舎 不審者対応訓練

  7月24日(月)に職員研修として、郡山警察署生活安全課のスクールサポーターの方をお招きして不審者対応訓練を実施しました。

不審者が夜間に建物内に侵入した想定のもと、侵入口での初期対応や情報機器を使用した情報共有、舎生の避難誘導などの実践を行いました。それぞれの場面でスクールサポーターからアドバイスをいただき、参加者全員が危機意識を高め、防止策や非常時に取るべき行動について理解を深めました。

 今後、職員間で学んだことや気づいたことを共有し、さらにあらゆる場面を想定し、意見を交換することで、対応の改善策に活かしていきます。また、2学期には舎生も含めた不審者対応訓練を計画しています。訓練を通して不審者侵入時に取るべき行動や心構えを伝えていきたいと思います。

                            初期対応訓練            スクールサポーターによる「さすまた」実技

         舎生避難誘導訓練              スクールサポーターによる講評