ふくろう掲示板

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出前授業

小学生低学年を対象に補聴器や聞こえについての出前授業を行いました。

今回の出前授業のねらいは、「補聴器とは何かを知ること」、「どんなことに気をつけたらよいかを考えること」です。補聴器が高価であること、補聴器をつけている友だちの近くで大きな声を出すとうるさいことなど、イラストや動画をもとに説明しました。また、実際に聞こえにくい人の聞こえ方について、音源をもとに体験してもらい、「聞こえる」けど「はっきり聞こえないから分からない」ことを知ってもらいました。児童からは「いっぺんにはなさないようにする」、「きくときはしずかにする」などの感想が寄せられました。

出前授業は、難聴理解・啓発を目的として本校の地域支援センター「みみらんど・郡山」が行っています。出前授業を行うことで、難聴や補聴器・人工内耳に関する理解が深まり、理解者が増えていくことを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寄宿舎 第4回避難訓練

12月5日(火)に避難訓練を実施しました。これまでの訓練では出火場所等の想定を事前周知していましたが、今回は舎生、職員共に事前周知をせずに行いました。「近隣の建物から火災が発生し炎と煙が迫ってきている」という想定でしたが、舎生は指導員の指示に従い、落ち着いてお互いに助け合いながら避難することができていました。

今年度は火災が2回、地震が1回、不審者からの避難が1回の計4回避難訓練を実施しました。回数を重ねるごとに舎生それぞれが自分で考え、より安全な避難行動をとることができるようになってきました。

空気が乾燥し、火事が発生しやすい時期です。今後も安全管理に努めるとともに、防災意識の向上を目指して支援していきます。

第5回まなびあいサロン

 12月8日(金)、第5回まなびあいサロンを開催しました。今回のテーマは「子どもたちの進路を考えよう」、講師は本校高等部の大橋昌弘教諭です。現代の子どもたちがなりたい職業や障がい者の就労課題について、調査データをもとに解説してもらいました。また、将来の目標の持ち方について、まずは子ども自身が自己理解することが大切であり、経験・体験を増やすことが職業を理解したり将来の希望を持ったりすることにつながるとのこと。子どもの人生を考える上で、徐々に子離れすることがとても重要であることも学びました。

 今年度予定していた「まなびあいサロン」は全て終了しました。御協力いただいた講師の皆様、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

中学部職業講話

 12月6日(水)6校時に、中学部1・2年生を対象とした職業講話を実施しました。ハローワーク郡山の就職支援コーディネーターを講師として招き、『人と職業ついて 自分の将来を考えよう』というテーマで、「働くことを考えよう」「会社はどんなところ?」「だれもが願う良い就職とは」「身に付けたい7つの準備」「みなさんに伝えたいこと」の5つの内容でガイダンスをしていただきました。その中で、働くということはお金を得るためだけでなく、自分が成長するためや心と体の健康のため、経済的自立のためなどいろいろな意味があるということを教えていただきました。また、良い職業に就くためには、基礎学力・体力はもちろん、コミュニケーション力、「ほう・れん・そう」が大切であることなどを教えていただきました。後半はチェックシートで今の自分を振り返り、何ができていないのかを確認することができました。どの生徒も真剣な表情で話を聞き、自分の将来の進路についての考えを深めることができました。

小学部 小野小学校との交流学習

 12月8日(金)に、小野町立小野小学校の4年生26名が来校し、小学部と交流学習を行いました。小野小学校の4年生は、総合の学習で「ボッチャで幸せ見つけよう」をテーマに学習に取り組んでおり、今回は、本校の友達と伝え合うためにはどのようにしたらいいのかいろいろと考え、事前に準備を進めてきたとのことでした。

 はじめの挨拶はお互いに緊張していたようでしたが、交流ゲームを通して距離が縮まり、後半の「ボッチャ」では、チームで相談しながらゲームを進める様子も見られました。

 覚えた手話で話をしたり、聞き取りやすいように丁寧に話をしたり、さらには、ホワイトボードに書いて相手に伝えてくれたりし、本校の子ども達も小野小の友達と積極的にコミュニケーションをとっていました。

 楽しい時間は、あっという間です。帰りの時間になると、小野小学校の友達からも「まだ帰りたくない。」という声が聞こえてきました。本校の子ども達も「またね!また会おうね!」と送り出し、帰りのバスが見えなくなるまで名残惜しそうに手を振っていました。