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2021年2月の記事一覧
小学部:児童集会(表彰)
週初めの児童集会では、2つの表彰があり、校長より賞状が授与されました。
1つ目は、第32回全国聾学校合唱コンクールです。今年度は5・6年グループと4年グループが参加し、どちらも『努力賞』を頂くことができました。2つ目は、第65回書き初め展です。1年生と6年生の2名が特選に選ばれました。
これまでの学習の成果が評価され、児童たちにとって励みとなる表彰でした。
児童集会では、生活目標の発表や卒業生とのお別れ会のお知らせが係の児童からありました。「卒業」や「お別れ」などのキーワードが聞かれるようになり、6年生と過ごす学校生活も残すところあとわずかになってきたことを実感します。
幼稚部と中学部3年生との交流
2月18日(木)午後の時間、中学部3年生4名が幼児たちにダンスを教えに来てくれました。家庭科(保育について)で学習した内容を活かして、実際に幼児と触れ合った中学生たち。
幼児たちは、中学生と一緒にダンス「ブンバボーン」の振り付けを練習して、楽しい時間を過ごしました。終わりには、手作りの「もぐらたたき」のプレゼントがあり、幼児たちは大喜びでした。
同じ学校に通っていても校舎が異なるため、普段なかなか会うことがない幼児と中学生ですが、このような機会はそれぞれにとって、伝え合おうする気持ちをもちながらコミュニケーションをするよい学びの場になります。
幼稚部:ひまわり保育園との交流会
2月17日、今年度最後の交流会を、本校多目的ホールで行いました。
前日の雪が道路に残る中、保育園のみなさんは元気に歩いて来てくれました。
ホールでは、グループごとに集まって「はじめの会」を行いました。園長先生や本校教頭のお話を聞きながら、子ども達は次のゲーム活動への期待感でウキウキしていました。
まずは、フラフープリレー。ぞう組の子ども達の見本を見てから、グループ対抗でリレーを開始。保育園児には、初めての活動のようでしたが、隣の子と協力しながら白熱したリレーを楽しんでいました。次は、赤白2チームに分かれてのしっぽ取りゲームです。元気に走り回る子ども達の歓声とエネルギーで、ホールの中は暖房もいらないほどの熱気でした。勝負は大差で白組が勝ちましたが、負けた赤組も「楽しかった!」と、目を輝かせながら答えていました。
「終わりの会」では、各グループの代表が楽しかった思い出を発表したり、手紙や絵を描いて作ったプレゼントを交換したりしました。また、みんなで「にじ」という歌を歌う場面では、保育園のみなさんも、本校の子ども達の手話を見ながら一緒に手を動かして、大きな声で歌ってくれました。ホールの中に大きな虹が現れたようでした。
今年度はコロナ禍で、予定していた回数全てを実施することはできませんでしたが、少ない機会の中でも、一緒にやったいろいろな経験は子ども達の心に楽しい思い出として残ったことと思います。ひまわり保育園のみなさん、また会いましょうね。
小学部:冬のお話会
今年度も自分の伝えたいことを友達や先生方に発表するお話会を実施しました。お話会は、話のまとめ方や発表の仕方を工夫したり、友達の発表に注目して話を聞いたり、疑問に思ったことを質問したりすることを目的としています。
今年度は高学年と低中学年の部を二日間に分けて行いました。保護者の方にも来校いただき、一人一人がこれまでの練習の成果を十分に発揮していました。
1日目、コメ作りの学習を学級でまとめた5年生。卒業を間近に控え、自分の夢や中学部で頑張りたいことを発表した6年生。
5年「はじめてのコメづくり」 6年「将来の夢」 6年「中学生になって がんばりたいこと」
2日目の低中学年は、家族のことや国語科や生活科での学習したこと、今がんばっていることや将来の夢について、絵や作品を交えながら生き生きと話す姿が見られました。
1年「ぼくの家族の紹介」 1年「ぼくの家族の紹介」 2年「お話の作者になろう」
2年「町たんけんに行ったこと」 4年「自分で起きる」 4年「将来の夢について」
また、発表だけでなく、友達の発表への質問もたくさんありました。
質問を聞いてそれに答える活動も大切な言語活動です。質問の手がたくさん挙がって喜ぶ児童たちでした。
東京2020パラリンピック聖火リレートーチの展示
2月9日(火)に、オリンピック・パラリンピック教育の一環として、パラリンピックの聖火リレーで使用されるトーチの展示が本校で行われました。
東日本大震災のあと、復興住宅として使用されたプレハブ住宅の壁材などを原料として作られたトーチは、とても存在感がありました。
感染防止のため手指消毒の後、手袋をして実際にトーチに触れてみました。
「上の部分が桜の形になっていてきれい」「思ったより軽い」といった感想も聞かれ、一生に一度かもしれない貴重な体験をすることができました。