学校行事

12月24日(火)、今日で第2学期が終わりました。
終業式に先立ち、第56回全国聾学校陸上競技大会、第24回全国聾学校絵画展、第62回ビジネス文書実務検定について賞状の伝達がありました。
2学期は、小・中学部の修学旅行をはじめ、各種大会や学校を上げての学習発表会など多くの行事があり、それぞれの場での活躍や努力が実を結ぶなど、たくさんの成果がありました。校長先生からは、たくさんの学習の成果の一方で、大きな自然災害があり、災害に直面した時、安全を確保するために、自ら考え、判断し、行動するために日ごろから学習し、心構えをもつことの大切さについてお話がありました。
また、新しい年を迎えるにあたり、夢や希望をもち、それを目標に変えて努力を重ねてほしいというお話もいただきました。
高等部

12月10日(火)に、高等部生徒会役員3名が、郡山高校で開催された令和元年度県中地区第2回生徒会長サミットに参加してきました。
学校紹介を行った全体会に引き続き、分科会では「生徒会行事の課題、見直しについて」「エコ活動への取り組みについて」のテーマで討論をしました。各校の行事の課題に対する改善策を聞いたり、本校のエコ活動についての発表をすることで、他校の生徒会役員と交流することができました。エコ活動の進め方について悩んでいる学校が多いことがわかり、課題を共有し、改善策のヒントを得ることができました。
12月10日(火)に小学部3年生2名が郡山市開成館を見学し、昔のくらしの様子を学んできました。郡山市開成館では、糸車や囲炉裏、洗濯板など昔の道具を見たり触ったりしてきました。児童からは、「昔の家は寒かったんだね。」「電気がなくて暗いね。」「水道がないのは、不便だね。」などの感想が聞かれ、昔のくらしの良さや苦労を肌で感じることができました。また、「今は便利だね。」など今の生活のしやすさに改めて気付く様子が見られました。

小学部
小学部
幼稚部

幼稚部では、日常的に絵本の読み聞かせを行っています。幼児の発達段階や興味に合わせて、様々な絵本を取り上げていますが、誰もが知っている有名な物語にはできるだけ触れてほしいとの思いから、昔話や名作童話などもよく読んでいます。
今回は、手話サークルのみなさんに「赤ずきんちゃん」を読んでいただきました。3歳児には少し長いかなと思われるようなお話でしたが、さし絵と手話での表現を手がかりに最後までお話を楽しむことができました。オオカミが赤ずきんちゃんを食べようとする場面では、どの子も食い入るように絵本に見入っていました。
会の最後に、幼児が一人ずつ感想を発表しました。3、4歳児は「オオカミが怖かった。」「オオカミのお腹を切ったら、赤ずきんちゃんたちが出てきてよかった。」など、さし絵を指さしながらそれぞれに心に残った場面を話すことができました。さらに、5歳児からは「お母さんと約束したのに守らないで、オオカミの言うことを聞いたから怖い目にあった。」など、物語のより深い部分まで読み取った感想も聞かれました。子どもたちの心の成長ぶりを垣間見ることができた読み聞かせ会でした。
11月27日(水)に中学部の芸術鑑賞教室として、スタジオダンスヘッド郡山から舜先生を講師として招き、ダンスの体験を行ないました。
学習発表会に中学部全員で行ったダンスを見ていただいた後に、タットとフィンガータットという動きを中心に指導してもらい、ダンスを完成させていきました。
複雑な動きもありはじめのうちは混乱している様子もありましたが、丁寧な指導の甲斐もあり次第にスムーズに動くことができるようになりました。
全員で輪になって踊るとみんなの笑顔が溢れました。
最後に舜先生のフリースタイルのダンスを見学し、とても素晴らしいダンスでみんなで感動しました。


小学部
11月26日(火)に小学部4年生4名が、けんしん郡山文化センターで郡山市教育委員会主催「音楽都市こおりやま『二分の一成人式コンサート』」に参加しました。事前学習で演奏予定の曲を学習し、「どんな楽器を使っているのか。」「どんな感じの曲なのか。」など期待を膨らませて参加しました。コンサートでは、オーケストラの演奏や音楽なぞなぞの場面があり、「どんな動物をイメージした曲か。」を想像しながら真剣に演奏を聴くことができました。4名とも演奏をじっくり聴き、オーケストラの迫力を肌で感じることができました。
小学部