8月17日(月)NPO法人日本特別支援協会理事長の片寄直行様が来校くださり、聴覚支援学校の幼児、児童、生徒、職員のためにサージカルマスクと手指消毒用ジェルを寄贈いただきました。
片寄理事長は、以前、県内の特別支援学校にご勤務されたご経験もあり、「特別支援学校の子どもたちのために役に立つことができたら」とお考えになり、県外からもマスクや消毒用ジェルを調達し、本校に届けてくださいました。
寄贈いただいたマスクや消毒用ジェルは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学校で大切に使わせていただきます。聴覚支援学校に対するご配慮に心よりお礼申し上げます。

寄宿舎
昨年度に引き続き、緑のカーテンを設置しています。今年は、午後からの日差しが強い西渡り廊下に設置しています。梅雨が明け、すくすくと成長し、アサガオの花を咲かせています。2学期には、午後の強い日差しから子どもたちを守ってくれることを期待します。


高等部
8月4日(火)に高等部体験入学を実施しました。10名の中学生が参加しました。
高等部の概要説明後に、教科の学習や各学科の学習を体験しました。
情報工業科では、パソコンソフト「EXCEL」を使って、カレンダーづくりを体験しました。生活技術科では、ミシン縫いを行い、マスクづくりを体験しました。美術科や職業科の学習では、絵画やさをり織りを体験しました。
参加した中学生は、メモを取るなど真剣に取り組んでいました。






終業式後の学級懇談時に、郡山市で活動する手話グループのボランティアによる絵本の読み聞かせが実施されました。小学部の転入生にとっては初めての体験でしたので、お互いに自己紹介をしました。
今回は「宮沢賢治」と「ミリーのすてきな帽子」の2冊を手話表現とともに読み聞かせしていただきました。
「宮沢賢治」のお話に出てくる「ランプ」を実際に持参していただき、児童に見せていただきました。ランプを知っている児童もいましたが、みんなとても珍しそうに見ていました。

「ミリーのすてきな帽子」は、からっぽの財布でも買える空想の帽子のお話です。主人公ミリーと出会う人とのつながりが感じられ、児童はカラフルな絵とミリーになりきったボランティアさんの手話表現に注目しながら物語を楽しみました。
お忙しい中準備をしていただき、素敵な読み聞かせをありがとうございました。次回は12月となります。みんなで楽しみにしています。

中学部
7月31日(金)第一学期終業式後に、中学部の生徒が透明マスクの販布を行いました。
以前テレビニュースでも取り上げられた新型コロナウイルス感染症対策の透明マスク。
その後九州の方から問い合わせがあるなど反響が広がっています。
一学期に職業科の学習で製作した透明マスクを保護者、幼児児童生徒の向けに販布しました。
生徒は一学期の学習の成果を実感していました。



学校行事
7月31日(金)に第一学期終業式を実施しました。
終業式に先立ち、賞状伝達式を行い、検定試験に合格した高等部の生徒に合格証書が授与されました。
終業式では、校長より、「感染症拡大防止対策に伴う『学校の新しい生活様式』を取り入れ、皆さん一人一人の協力により、感染拡大のリスクを低減させ、授業を進めることができました。全員がそろって、本日無事に終業式を迎えることができ、安堵しています。本当によく頑張ってきました。」とお話がありました。
一学期は、新型コロナウイルス感染症対策を講じての教育活動に、保護者の皆様、地域の皆様、関係各位のご理解とご協力をいただきましたことに改めて感謝申し上げます。今後もご理解とご協力をお願いいたします。
長期休業の期間も新型コロナウイルス感染症の予防に努めていただき、お子様一人一人にとって、より充実した夏休みになるよう保護者の皆様のご協力をお願いいたします。






今週の児童集会では、夏休みに向けた生活について係の先生からお話がありました。

その中で、新しい生活様式やマスクの扱い方について養護教諭より具体的な説明があり、児童は真剣に耳を傾けていました。児童は、熱中症予防のためにマスクを外す場合や外出先でマスクを外す場面の望ましいマスクの扱い方についても学びました。わかりやすい視覚教材に注目しながら、マスクを外す場面で気をを付けることを確認しました。
夏休みの約束を守りながら、楽しく安全に過ごすことができるよう、学級においても指導を丁寧に行います。
児童集会の前に、1学期の読書活動における児童の表彰を行いました。
一つは読書週間の表彰です。読書週間中に読んだ本の冊数や読み深め方を讃え、低学年・中学年・高学年ごとに読書賞や特別賞を5名の児童に贈りました。
二つめは、今年度から始まった読書クイズの正解者の表彰(上位3位)です。今回は1年生、4年生、6年生が表彰されました。読書クイズでは、担当教員との紙面でのやりとりを通して再チャレンジしている児童もいます。このような取り組みにより読書や言語活動に親しむきっかけになっています。

表彰の時、校長より「これからも読書を楽しんでくださいね。」と励ましの言葉がありました。来週から始まる夏休みもぜひ読書に親しみ、素敵な本や好きな本と出会ってほしいです。