
11月22日(木)、~自己をみつめ将来の自分自身の在り方を考える~ことをねらいとした進路に関する学習のまとめとして、「進路学習報告会」が行われました。生徒一人一人が自分の進路目標や、職場体験実習を通して学んだ内容について、それぞれ、プレゼンテーションソフトなどを使って発表しました。9月に実施した職場体験実習を振り返り、目標や今後に向けての課題などについて報告したり、自分自身の経験をもとに進路実現に向けて後輩にアドバイスしたりするなど、進路実現に向けて互いに学びあえる報告会になりました。
高等部の保護者の皆さんをはじめ、小中学部の児童生徒や保護者の方々にも多数参観いただき、ありがとうございました。



11月17日(土) 多くのご来賓の皆様、保護者、同窓生、地域の皆様においでいただき、創立110周年記念式典並びに記念公演が行われました。
記念式典は、幼児児童生徒の入場から始まりました。子どもたち一人一人が手にした110本の花がステージを華やかに飾りました。
110年の歴史や、この10年の出来事に対する思いが込められた、小学部、中学部、高等部それぞれの代表の児童生徒のことば、「10年の歩み」のⅮVⅮの上映、テーマ曲「世界にひとつだけの花」の合唱と子どもたちが主役の式典となりました。
また、午後からの記念公演は、Office風の器代表 庄﨑隆志氏による、パントマイム、子どもたちも参加してのワークショップが行われ、たくさんの笑顔があふれる時間になりました。
本校はまた、一人一人の子どもたちの輝く未来を目指して新しい歴史を刻んでまいります。今後ともご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。
小学部

11月15日(木)、小学部3年生は社会科「工場の仕事」で、酪王乳業の見学学習を行いました。
酪王乳業の工場は、本校の近くにあり、学校の給食で飲んでいる牛乳を作っているところなので、子ども達にとってとても身近な工場です。工場を見学するのは初めてなので、子ども達は「どんな製品をどのようにつくっているのかな?」と楽しみに出かけました。工場内では生乳を入れた大きなタンクやタンクローリーを間近で見てワクワクしたり、清潔な部屋でスピーディに牛乳が紙パックに充填される様子に驚いたりしていました。
工場では、牛乳ができるまでの工程を丁寧に説明していただいたり、質問に分かりやすく答えていただいたりして、ありがとうございました。子ども達は、工場の仕事について意欲的に学ぶことができました。
幼稚部


11月9日(金)、今年度2回目の本分校交流会を行いました。福島校、会津校、平校のお友達が本校まで来てくれました。総勢15名でのにぎやかな一日となりました。
今回は、本校の広いホールで「できるかなのたいそう」「かもつれっしゃ」「ふうせんはこび」等の集団遊びを行いました。はじめに、「できるかな」の歌に合わせて動物のまねっこ遊びをしました。ぞうになりきってドシンドシンと足を踏み鳴らしたり、猫になって腰をグーンと伸ばしたり、上手にまねっこすることができました。次に「かもつれっしゃ」。じゃんけんする度に「やったー!」「ざんねん!」という声があがり、長い長い列車ができました。最後の「ふうせんはこび」では、赤組と白組に分かれて競争しました。箱に入った風船を落とさないように、保護者の方と協力して運びました。アンカーは接戦で、ホールには大きな歓声が響きました。
たくさん体を動かした後は、おいしいおいしいお弁当。中身を見せ合ったりお話をしたりしながら、楽しくいただきました。
感想発表では、「できるかなで わにさんになったのが、たのしかったよ。こしをくいくいっとしたんだ。」、「かもつれっしゃで じゃんけんでかって いちばん(先頭)になったよ。」、「ふうせんはこびで、あかぐみがかって うれしかったよ。」等、楽しかったことをたくさん話すことができました。帰りには、「また会おうね。」「明日も会いたいな。」と話す子どもたち。子どもたちの関係が深まった良い交流会でした。
みんな、また来年、会おうね!
幼稚部

11月1日(木)、幼稚部では、今年も須賀川のりんご園にお世話になり、りんご狩りを体験しました。
りんご園では、りんごのもぎ方や甘いりんごの見分け方を教えていただき、お父さんやお母さんと一緒にりんごをもぎ取りました。黄色いりんごと赤いりんごを食べ比べてみたり、りんごを誰にあげるかを考えたりしながらお話し、楽しい時間を過ごすことができました。
その後、絵を描いたり、お弁当を食べたり、お散歩をしたりと、笑顔がたくさん見られた一日となりました。
10月27日(土)、創立110周年記念学習発表会を開催しました。
午前中は幼稚部・小学部・中学部・高等部それぞれの学部のステージ発表が、午後からは各学部の作品展示や作業製品などの販売、PTAによるバザーが行われ、多くの皆様においでいただき盛会のうちに終えることができました。
今年度のステージ発表は、昨年度からさらに成長を感じられた幼稚部の6名による「おおかみとこやぎ」の劇、新たに始まった外国語活動を取り入れ、福島県にまつわる偉人たちが登場したり、器楽演奏やダンスなどで構成された小学部の劇、先輩や家族から学びながら110年の聾者の歴史を学んだ成果を器楽演奏やダンス、歌とともに発表した中学部、「ぼくたちはどう生きるか」をテーマに、劇を通して一人一人がこれからどう生きるかを表現した高等部と、それぞれの学びの中から得たことを発表することができました。



各学部とも発表会当日に向けて、実行委員を中心にステージ発表はもちろん、展示や販売に向けて児童生徒がそれぞれの役割を果たしながら準備を進めてきました。

発表会当日を含め、10月19日(金)から行いました「学校へ行こう週間」へ、保護者の皆様や同窓生をはじめ、地域や関係機関の皆様など、多くの皆様においでいただき、幼児児童生徒の学習の様子を参観いただきましてありがとうございました。
学校行事


10月19日(金)、西ノ宮西町内会の皆様とPTAの皆様、41名の皆様にご協力をいただき、環境整備活動が行われました。学習発表会に向けて幼稚部、小学部の校舎、体育館の清掃活動を行いました。日頃、行き届かない場所を隅々まで丁寧に清掃していただき、とてもきれいになりました。そして地域の方々との交流の場とすることもできました。ありがとうございました。
環境整備活動終了後には、PTA厚生委員で第2回花いっぱい運動を行いました。
玄関前のプランターにパンジーやビオラなど、色とりどりに花を植えていただきました。玄関がとても明るくなりました。また幼稚部教室前の花壇にはチューリップの球根を植えました。春に花を咲かせてくれるのが今からとても楽しみです。長い時間、ご協力ありがとうございました。
27日(土)の学習発表会では、日頃の学習の成果をご覧いただきたいと思います。
10月12日(金)から14日(日)までの3日間にわたり、兵庫県姫路市において全国聾学校陸上競技大会が開催されました。本校からは高等部生徒4名が代表として参加しました。全国のレベルを目の当たりにしつつも、日ごろの練習の成果を十分に発揮して本気で戦い、喜びと悔しさをお土産に持ち帰りました。新たな挑戦につながっていくことを期待したいです。
3日間とも晴天に恵まれ、大会の合間を縫って世界遺産の姫路城も見学してきました。
記録は以下のとおりです。
小沼はるな 800m(予選 第8位 3分22秒55)
1500m(決勝 第9位 7分10秒96)
西戸湖乃華 やり投げ (決勝 第3位 30m7cm)
本田 恵莉 100m(予選 第6位 15秒34)
砲丸投げ (決勝 第11位 5m57cm)
宮本 玲央 200m(予選 第1位 25秒33)
(準決勝 第4位 25秒40)
400m(予選 第3位 57秒03)
(決勝 第8位 58秒46)
先日ジャカルタで行われた、アジアパラリンピックに出場された、東邦銀行陸上部の佐藤智美さん、佐々木真菜さんによる講演会、スポーツ教室が行われ、中学部・高等部の生徒が参加しました。
講演会では、お二人からそれぞれ陸上競技との出会いや、学生時代の生活、中高生が今やっておくべきことなどについてお話しいただきました。
スポーツ教室では、スタートの姿勢や腕の振り方などを教えていただき、即実践。生徒たちの走る姿が違って見えました。
また、佐々木さんが400m競技で獲得した金メダルを、実際に見たり触らせていただいたりすることもできました。パラリンピック出場を夢見る生徒もおり、今回の経験は良い刺激になりました。