12月16日(水)、中学部2年生による職場体験報告会が行われました。生徒たちは、11月17日・18日に実施した職場体験学習を通して学んだことや気付いた自分の課題、そしてこれから頑張ることなどについて発表しました。
「働く時に心がけたことは何か。」「仕事が時間内に終わらなかった時はどうしたのか。」等の1年生からの質問に対し、実体験をもとに的確に質問に答えることができていました。
今回の職場体験報告会を通して、2年生は、体験したことをまとめたり、分かりやすく発表したりすることができました。
報告会に参加した1年生は、先輩たちの発表を真剣に聞く姿が見られ、働くことについての意欲を高めることができました。



6月に実施予定だった高等部修学旅行ですが、本日から二日間の日程で実施することとなりました。
雪が舞う時期ではありますが、2・3年生が全員参加できました。
出発式で校長先生から「一生の思い出に残る修学旅行にしましょう!」と力強い言葉をうけ、生徒代表からも「会津やブリティッシュヒルズの体験を楽しんで来たいと思います」と挨拶しました。15名の生徒たちは元気にバスに乗り込み出発しました。
本日はまず会津若松市で慶山焼を体験します。

書写の時間に書き初めの学習を行っています。本校では、教員同士がそれぞれの授業を参観し合う取り組みを教科会で行っています。今回、国語科においても学部を超えて授業参観を行っており、その中で高等部の教員(書道の教員免許保有)より書写のポイントを教えてもらう機会がありました。
お手本通りに「はね」や「とめ」が思うようにいかない児童たちに、「そこにりんごが乗るように書いてごらん。」と「はね」の正しい書き方を意識できるような言葉かけや画の長さや方向等を考えながら文字を書くことで文字の形が整うことを伝えてもらいました。

児童たちは熱心に練習に取り組み、みるみる上達していく様子がうかがえました。
寒さが厳しくなる季節ですが、凛とした雰囲気の中で学習に取り組む児童たちです。
12月10日(木)、中学部1年生の3名で職場見学に行きました。場所は須賀川市にある「林精器製造株式会社」です。ウォッチケースを製作する会社で、製作の工程を詳しく丁寧に説明していただきました。また、工場見学もさせていただきました。
ロボットが自動で行う作業の様子や、従業員の方々が一つ一つ丁寧に研磨や組み立てをしている様子を真剣に見てメモを取る姿が見られました。
生徒の感想の中に、「100年もの間ずっと時計のケースを作っているなんてすごい。」「時計のケースを作るのには、沢山の工程がある事を知って驚いた。」という意見が聞かれました。
また、質疑応答の場面で、「今の勉強をしっかりと行うこと」や「あいさつや連絡・報告・相談をしっかり行うこと」が大切だという事を教えていただきました。
今回の職場見学の内容を振り返り、「働くこと」の大切さを実感した様子でした。


寄宿舎
昨年度始まった新寄宿舎の工事も、12月23日の落成式に向け、現在は内部の最終作業の段階となりました。
そこで、これまでの工事の流れについて、まとめてみました。
さいごに・・・ここまで、新寄宿舎の工事に携わっていただきました方々には感謝してもしきれない程の気持ちでいっぱいです。この場をお借りして、改めて感謝を申し上げたいと思います。本当に今までありがとうございました。
詳細はこちら → 新寄宿舎完成まで.pdf
情報工業科では「環境整備事業」として、事務部と連携し小学部の図工室用の椅子を製作しました。11月12日には、小学部の5・6年生と一緒に小学部図工室用の椅子の製作を行いました。高等部の生徒からは「緊張した」等の声が聞かれましたが、小学部の皆さんに教えるという貴重な体験をすることができました。小学部の児童の皆さん、小学部の先生方、ご協力ありがとうございました。さらに過日、完成した椅子を事務室と小学部に納品しました。皆さんの喜んでくれた表情がとても印象的でした。



詳細はこちら ⇒ 環境整備授業 小学部の椅子.pdf
12月4日(金)、「二分の一成人コンサート」に出かけてきました。このコンサートは、毎年10歳になる4年生が郡山市から招待されることがもので、今年度は、郡山市が用意してくれたバスに乗っての参加となりました。スクールバスでも無い、路線バスでも無いバスに乗るのは、児童たちにとって初めての経験でした。一方、運転士さんへのあいさつや乗車時に手指の消毒をすること、間隔を空けて座ることなどはスクールバスで経験しているので、滞らずに行うことができました。新しい経験でも、すでに知っていることを活かして臆せず取り組む姿に、4年生らしい頼もしさを感じました。
コンサートが始まると、音楽の授業や事前学習で聞いたことのある曲、テレビやCMなどで聞いたことのある曲など、たくさんの曲をオーケストラの大迫力で聞くことができました。オーケストラ演奏を聞くことも初めての経験でしたが、目の前で楽器が演奏され、全身に響いてくる感覚は、貴重な体験となりました。

学校に戻るバスの車内で感想を聞くと、「曲を聞いてイメージする動物を考え、様子を体の動きで表現するクイズが楽しかった。」と教えてくれました。1つの曲をみんなで聞いて、その情景やイメージを共有できる、という音楽の特徴を体感できたことが、楽しい思いにつながったようです。
また、帰りのバスでは、4年生3人による「じゃんけん大会」が催されて、とても盛り上がりました。お互いを意識し合って遊んだことで、さらに仲良くなることができました。
12月2日(水)、「冬のお楽しみ会」を行いました。4~6年生は、ゲーム係、司会係、プログラム係、連絡係に分かれて、係ごとに準備を進めてきました。
メインのお楽しみ活動は「変わりおに」です。ゲーム係がルールを考えて、ルール説明や準備運動を担当しました。都合により、ゲームの回数が3回から2回に減ってしまいましたが、急な変更にゲーム係のリーダーが中心となって対応し、小学部全体に変更を伝えてすみやかに進行することができました。

プログラム係は、プログラムの作成だけでなく、ポスターを作って掲示したり、記念撮影の並び方を考えてみんなに説明したりしました。司会係と連絡係は、事前に打ち合わせをして、プレゼント贈呈のときの演出を楽しいものにしてくれました。
上学年の準備や協力のおかげで、楽しい「冬のお楽しみ会」となりました。

12月1日、手話サークルの皆さんによる今年度2回目の読み聞かせ会を行いました。
まずは、手遊びを一緒に行い楽しい気分が高まったところで、読み聞かせが始まりました。今回のお話は、「かさじぞう」です。手話を交えた劇仕立てで演じてくださり、子どもたちは物語の世界に入り込んだように、熱心に見入っていました。
一人一人におもしろかったところなどを聞いてみると、「かさが足りなくて、おじいさんが自分のかさをあげたところがおもしろかった。」、「おじぞう様がドスンドスンと歩いて来たのがおもしろかった。」などの感想が聞かれました。サークルの皆さんの演技力が素晴らしく、子どもたちもおじぞう様の動きをまねて遊ぶ姿が見られました。
手話サークルの皆さんには、寒さに向かう季節に心温まるお話を読み聞かせしていただき、本当にありがとうございました。今後も、たくさんの本や物語に触れながら、たくましく優しい心を育てていきたいと思いました。

