11月13日(金)に、本校、福島校、会津校、平校の幼児16名が保護者と一緒に本校に集まり、本分校交流会を実施しました。
例年であれば年に2回行われる交流会ですが、第1回目が新型コロナウイルス感染症の流行により実施できず、今回が今年度初めての交流会となりました。1年ぶりに再会する友達や初めて会う友達を前に、少し緊張気味の子ども達でしたが、一緒に歌を歌ったり、自己紹介や楽しみなことを発表したりする中で少しずつ緊張がほぐれ、これからの活動を楽しみにする様子が見られました。

自己紹介後の運動遊びの活動では、リトミックやリボン体操、風船運びリレー、宝拾いを行いました。紅白に分かれて競い合った風船運びリレーでは、友達と一緒に力を合わせて風船を落とさないように運びました。「頑張れ!」と友達を応援する声が響き渡り、赤組も白組もお互いに勝ったり負けたりしながら大盛り上がりとなりました。教室に戻り、宝探しの景品を開けると、「○○ちゃん、同じだね!」と友達と見せ合いながら楽しそうに話をする姿も見られました。

お弁当を食べたあとは、中庭で砂場やブランコ、落ち葉プールなどの遊びを楽しみました。たくさんの友達と話をしたり一緒に遊んだりして、笑顔が溢れる交流会となりました。

中学部
11月16日(月)、中学部3年2・3組の4名で郡山市内に職場見学に行きました。
みどり工房では、利用者の方たちが働く様子を見学したり、菓子箱の仕切りを折る作業を体験したりしました。
スイートほっとでは、施設長の説明を聞いたり、質問をしたり、カフェのランチを堪能したりしました。
いずれも卒業するまでに身に付けなければならないこと、働く上で大切なことを学ぶことができたようです。


寄宿舎
11月4日(水)にお楽しみ会を行いました。舎生会役員で話し合いを重ね、今年はスポーツ大会とリクエスト夕食という内容になりました。役員選挙が9月に行われ、10月から新役員での体制となったため、新旧役員で協力して行事の計画や準備を進めました。
詳細はこちら → お楽しみ会.docx.pdf
中学部
11月13日(金)に中学部のお楽しみ給食を実施しました。
事前に生徒から希望するメニューを聞き取り、上位のメニューが提供されました。
今回は、「味噌ラーメン」「唐揚げ」「ポテトサラダ」「サンドイッチ」「生野菜サラダ」「なし」「チョコレートケーキ」!
友達や教師との会話を楽しみながら、美味しくいただきました。
生徒からは、「みそラーメンやチョコレートケーキがおいしかった。」や「今までのようにおかわりができなかったのが残念」という感想が聞かれました。

11月12日(木)の5・6年生の図工の授業は、高等部生徒との交流学習を行いました。
小学部の図工室で使う作業用椅子を、高等部の情報工業科の生徒たちが技能・技術、知識を活かして製作する過程において、仕上げ作業の体験をさせていただくことになりました。
実は1学期の段階で、情報工業科の生徒たちが小学部の図工室を訪れ、見本の作業用椅子の採寸をしてくれていました。その後、情報工業科の3年生が中心となりながら、様々な工程を経て製作を進め、今回の交流学習に至っています。

当日は、児童と高等部生徒が3つのグループに分かれ、生徒が指導役として金づちやのこぎりの使い方、凹凸部分のやすりがけ、ニス塗りを丁寧に教えてくれました。そして、製作だけでなく、清掃活動と振り返りまでしっかり取り組み、大変充実した交流学習となりました。

「椅子の穴にダボを打っている時が少しこわかった。」「サンダーはすごく震えるのでとてもびっくりした。」など慣れない活動に驚いた様子も見られましたが、「自分で椅子を作れて楽しかった!」「またやりたいです。」と満足気な感想が多く聞かれました。

塗ったニスが乾燥すれば出来上がりとなります。高等部情報工業科の生徒の皆さん、指導してくださった高等部の先生方、大変お世話になりました。
先日行われた学校祭「大空祭」の実施前に、昨年度転出されたお二人の先生から
応援メッセージをいただきました。
そこで、大成功に終わった大空祭の振り返りもかねて、一人ひとりがお二人の先生方へ
お礼のはがきを書きました。はがきや手紙を書く機会が減りつつある昨今、自分の気持ちを
文章に綴って気持ちを込めて文字を書くことは、とても大切な活動だと考えます。
「書写の時間に書いたよ。ていねいに書けたよ。」と2年生が教えてくれたり、児童が書いたはがきを廊下の掲示板に
提示すると、友達が書いた内容に興味を示す児童の姿が見られたりしました。
みんなの思いが届いたら、お二人の先生方もきっと喜んでくれることでしょう。

夏休みの課題の一つだった「木のあるくらし」作文コンクールに応募した5年生の作文「木から作られる紙」が特別賞をいただきました。今週の児童集会で表彰を行い、教頭より賞状を授与しました。
昨年の遠足で牛乳パックを使った和紙作りをきっかけに、昔の紙の作り方に興味をもった児童が、調べてわかったことや紙を大切に使うことについて自分の考えを作文にまとめました。「努力して書いた作文が賞をもらえてうれしかったです!」と感想を話していました。
校内に入賞作品を掲示しています。機会がありましたら来校の際にぜひご覧ください。

寄宿舎
10月26日(月)新設寄宿舎の工事が着々と進むなか、連日建築作業を行う関係者の方々へ向けて、寄宿舎生から感謝の気持ちを伝えるメッセージを送りました。
メッセージの内容は舎生会役員を中心に決め、その後は文字の貼り合わせや花紙の装飾など舎生同士で協力をして作成し、新設寄宿舎の建築現場から見ることができるように仮設寄宿舎の2階の窓に掲示をしました。
掲示後、すぐに建築関係者の方々が来舎してくださり、メッセージに対するお礼の言葉を頂きました。また、建築関係者の事務所にメッセージが掲示され、寄宿舎生の気持ちに対する返答も頂いています。
メッセージを読んだ寄宿舎生たちからは、喜びの声や新しい寄宿舎の完成を待ちわびる言葉が上がり、感謝の気持ちが伝わる瞬間を実感できたようです。


小学部は、劇「新しい世界へ大冒険~ようこそ!聴覚支援学校へ!~」というオリジナルの創作劇を発表しました。宇宙から不時着した耳の聞こえにくい宇宙人。聴覚支援学校の学校見学を通して、聴覚障がいへの様々な配慮がなされた学習に感動するというストーリーです。

低学年は「自立活動」の学習、中学年は合奏と交流学習で行っているクラブ活動、高学年は合奏と本分校合同事前体験学習について、それぞれ工夫を凝らして発表しました。

小学部では事前・事後指導を重視して、学習目標の確認や振り返りの時間を大事にしています。「声を張って発表できました。」と覚えた表現を使って振り返りをしたり、「踊る前に全員で一歩前に出た方が良いと思う。」と提案したり様々な意見や考えが聞かれました。
大空祭当日の発表後、ホールに集合し一人ひとりのがんばりが表彰され、児童たちは皆充実した表情を見せていました。

今年度の大空祭で、幼稚部は劇「ももたろう」を発表しました。配役の発表の日から予行、本番の当日まで、子ども達は一生懸命練習に取り組んできました。
「お話するときは一歩前に出る。」「大きな声で話す。」「前にいる先生を見る。」という3つの約束を意識しながら、元気いっぱい役になりきることができました。

また、これまでの作品を展示して、保護者の方や校内の皆さんに見ていただきました。
発表後に先生からもらった「ももたろうメダル」を自慢げに見せてくれる子ども達はみんなよい笑顔でした。
後日、保護者の方々から「仲間と一緒に色々なことを学び、劇を演じることができるようになるとは…感激です!」「作品から、その場面の子ども達の楽しさや嬉しさが伝わってきておもわず笑みがこぼれました」等の感想をいただきました。たくさんの拍手とお褒めの言葉をいただき、子ども達にとって思い出に残る楽しい大空祭になりました。
