高等部
12月から1月にかけて、全国高等学校家庭科食物調理技術検定に、高等部生活技術科1年生1名が3級に、2年生4名が2級に挑戦しました。

3級の検定主題「かきたま汁」と「豚肉と野菜の炒め物」は40分、2級の検定主題「17歳女子の通学用弁当献立」は調理・盛り付け・片付けを含め50分という制限時間の中で、最後まで集中して行うことができました。

試験に向けて何度も献立の改良を重ねたり、調理の練習に繰り返し励んだりすることで、自信を持て検定に挑みました。練習の成果を発揮し5名とも合格することができました。次の目標に向かってさらに知識深め、技術の向上に努めて欲しいと思います。

2月1日(水)に、3年生以上の子どもたちが集まって後期児童会総会を行いました。
今年度は「一人一人が笑顔で楽しく学校生活を送ることができるようにしよう。」を目標に、かんげい会、おたのしみ会、週番活動、ボランティア清掃活動を行ってきました。どの活動も楽しくできたことや仕事を忘れずしっかりできたこと等を全員で確認することができました。
3月には、最後の大仕事、6年生を送る会があります。一人一人が自分の役割を果たし、みんなのために、そして卒業生の笑顔のためにがんばります。


幼稚部
1月27日金曜日に、3回目のひまわり保育園との交流会を行いました。今回は、ひまわり保育園の子どもたちが聴覚支援学校に来校し、〇×クイズや風船運びゲームで遊びました。
〇×クイズでは、グループ対抗で、キリンの手話表現の仕方や、ひまわり保育園にある滑り台についてなどの問題に答えました。友達に答えを尋ねたり、〇と×のどっちを選ぶかを話し合ったりしながら、楽しくクイズに答えることができました。
風船運びゲームでは、グループ全員で持った風呂敷に風船を乗せ、息を合わせて運びました。急いで走ると落ちてしまう風船に悪戦苦闘しながらも、どのグループもゴールまで風船を運ぶことができました。
初めは緊張していた子どもたちですが、クイズやゲームを通して少しずつ打ち解け、自分から話しかけたり、喜び合ったりする姿が見られました。
2月には最後の交流会を予定しています。また、楽しく仲良く遊びましょうね。


寄宿舎
1月19日(木)は「旬を楽しむメニュー」として冬が旬の食材を取り上げた夕食を食べました。
10月の事前学習では、旬という言葉の意味や旬の食材の栄養や効果について学び、冬が旬の「鱈」「白菜」「大根」を使ったメニューを舎生に考えてもらいました。寄宿舎にある料理の本を見て調べたり、家で作っているメニューを書いてくれたりとさまざまな方法で調べ、たくさんのメニューが集まりました。それをもとに栄養士が当日のメニューを考えました。

当日は新型コロナウイルス感染症感染防止対策のため、舎室での食事となりましたが、舎生からも「美味しい」「また食べたい」の声が多く、自分たちで考えた「旬を楽しむメニュー」を満喫することができました。また、当日のメニューに採用されなかったアイディアは、1月の朝食、給食、夕食の献立になっています。
これからも栄養士と連携して、寄宿舎での食事をさらに充実できるよう取り組んでいきます。



高等部
1月26日(木)
高等部生徒会集会が実施されました。この行事は、全高等部生徒より「学校をよりよくしていきたい」意見や感想を募った結果を、生徒会役員で検討し、その代表的な意見を集約して発表するものです。
また意見をそのまま発表するだけではなく、努力することで改善できるよう、高等部のルールについて理解を深める意味もあります。
生徒全員で話し合いを行うことで、それぞれが責任を持ち、協力をしながら、より良い学校を作っていくことができます。
今後は、これらの改善策をどのように生徒の間で周知・実行できるかを生徒指導部の先生方と話し合い、内容を深めていく予定です。



小学部
3学期になり、寒さも一層厳しくなってきましたが、小学部では体力つくりの一環として、業間の休み時間になわとびに取り組んでいます。
休み時間の前半は、それぞれがなわとびにチャレンジします。いろいろな技に挑戦する子、持久跳びに挑戦する子と様々ですが、先生や友達と教え合ったり競い合ったりしながら行っています。
後半は、全員で長縄跳びに挑戦です。はじめはなかなか縄に入れなかった子も、上手に跳んでいる友達の跳び方を見て学び、少しずつ跳べるようになってきています。
また、みんなで何かに挑戦した後は一人一人が達成感を味わうようで、疲れた表情の中にもすがすがしさを感じます。今後も継続し、さらに成長する子ども達が楽しみです。

中学部
1月24日(水)本校の卒業生である山中沙織さんを講師に招き、中学2年生を対象に「先輩に学ぶ」を行いました。山中さんの学生時代のお話や就職して苦労したことなど様々な経験を通して思ったことや感じたことをお話ししていただきました。生徒からの質問にも丁寧に答えてくださり、学生のときにやっておくべきことや社会に出てからの心構えなどを教えていただきました。話を聞いた生徒からは、学んだことをこれからの生活に役立てたいという感想が聞かれました。


高等部
1月19日(木)、本校高等部の職業科(情報工業科・生活技術科)の生徒が、課題研究・学習成果発表会を行いました。1・2年生は専門教科で学んだ知識や技能、学習の成果をスライドにまとめたものを発表しました。3年生は自分たちが学びたいテーマを設定し、調査、設計、製作、考察など一年間それぞれに研究を進め、まとめることができました。発表会当日は、中学部・高等部生徒や先生方の見守る中で、質の高い研究と関連する作品を展示し、堂々と発表することができました。
今年度の課題研究テーマは以下の通りです。
【情報工業科3名】
① プログラミングによるゲームの作成
② オリジナル戦艦「武蔵」の設計
③ 折り畳み式テーブルの製作
④ ピザ窯の製作

【生活技術科3名】
① 衣服ロスに関する研究
② 動物愛護に関する研究
③ 米に関する研究

1月20日金曜日に、幼稚部のおはなし会を開催しました。冬休みのたくさんの思い出の中からお友達に伝えたいことを選び、一生懸命準備をして本番に臨みました。お家でおやつを作ったことや毎日楽しく取り組んだこと、お出かけをして体験したことなど、いきいきと発表することができました。お話に出てきたものが実際に登場すると、食い入るように見つめ「見せて。」「触らせて。」とやりとりを楽しむことができました。
発表前は「緊張する~!」と話していた子ども達も、発表を終えるとほっと一安心。お友達や先生から花丸をもらうと、にこにこ笑顔を見せていました。



