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絵本の読み聞かせ会(幼稚部)
幼稚部では、日常的に絵本の読み聞かせを行っています。幼児の発達段階や興味に合わせて、様々な絵本を取り上げていますが、誰もが知っている有名な物語にはできるだけ触れてほしいとの思いから、昔話や名作童話などもよく読んでいます。
今回は、手話サークルのみなさんに「赤ずきんちゃん」を読んでいただきました。3歳児には少し長いかなと思われるようなお話でしたが、さし絵と手話での表現を手がかりに最後までお話を楽しむことができました。オオカミが赤ずきんちゃんを食べようとする場面では、どの子も食い入るように絵本に見入っていました。
会の最後に、幼児が一人ずつ感想を発表しました。3、4歳児は「オオカミが怖かった。」「オオカミのお腹を切ったら、赤ずきんちゃんたちが出てきてよかった。」など、さし絵を指さしながらそれぞれに心に残った場面を話すことができました。さらに、5歳児からは「お母さんと約束したのに守らないで、オオカミの言うことを聞いたから怖い目にあった。」など、物語のより深い部分まで読み取った感想も聞かれました。子どもたちの心の成長ぶりを垣間見ることができた読み聞かせ会でした。
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