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2020年12月の記事一覧

寄宿舎 新寄宿舎完成まで

 昨年度始まった新寄宿舎の工事も、12月23日の落成式に向け、現在は内部の最終作業の段階となりました。

 そこで、これまでの工事の流れについて、まとめてみました。

 さいごに・・・ここまで、新寄宿舎の工事に携わっていただきました方々には感謝してもしきれない程の気持ちでいっぱいです。この場をお借りして、改めて感謝を申し上げたいと思います。本当に今までありがとうございました。

 

詳細はこちら → 新寄宿舎完成まで.pdf

図工室用いすの製作(高等部情報工業科)

 情報工業科では「環境整備事業」として、事務部と連携し小学部の図工室用の椅子を製作しました。11月12日には、小学部の5・6年生と一緒に小学部図工室用の椅子の製作を行いました。高等部の生徒からは「緊張した」等の声が聞かれましたが、小学部の皆さんに教えるという貴重な体験をすることができました。小学部の児童の皆さん、小学部の先生方、ご協力ありがとうございました。さらに過日、完成した椅子を事務室と小学部に納品しました。皆さんの喜んでくれた表情がとても印象的でした。

詳細はこちら ⇒ 環境整備授業 小学部の椅子.pdf

 

小学部:二分の一成人コンサート

 12月4日(金)、「二分の一成人コンサート」に出かけてきました。このコンサートは、毎年10歳になる4年生が郡山市から招待されることがもので、今年度は、郡山市が用意してくれたバスに乗っての参加となりました。スクールバスでも無い、路線バスでも無いバスに乗るのは、児童たちにとって初めての経験でした。一方、運転士さんへのあいさつや乗車時に手指の消毒をすること、間隔を空けて座ることなどはスクールバスで経験しているので、滞らずに行うことができました。新しい経験でも、すでに知っていることを活かして臆せず取り組む姿に、4年生らしい頼もしさを感じました。

 コンサートが始まると、音楽の授業や事前学習で聞いたことのある曲、テレビやCMなどで聞いたことのある曲など、たくさんの曲をオーケストラの大迫力で聞くことができました。オーケストラ演奏を聞くことも初めての経験でしたが、目の前で楽器が演奏され、全身に響いてくる感覚は、貴重な体験となりました。

  

 学校に戻るバスの車内で感想を聞くと、「曲を聞いてイメージする動物を考え、様子を体の動きで表現するクイズが楽しかった。」と教えてくれました。1つの曲をみんなで聞いて、その情景やイメージを共有できる、という音楽の特徴を体感できたことが、楽しい思いにつながったようです。

 また、帰りのバスでは、4年生3人による「じゃんけん大会」が催されて、とても盛り上がりました。お互いを意識し合って遊んだことで、さらに仲良くなることができました。

 

小学部:冬のお楽しみ会

12月2日(水)、「冬のお楽しみ会」を行いました。4~6年生は、ゲーム係、司会係、プログラム係、連絡係に分かれて、係ごとに準備を進めてきました。

 メインのお楽しみ活動は「変わりおに」です。ゲーム係がルールを考えて、ルール説明や準備運動を担当しました。都合により、ゲームの回数が3回から2回に減ってしまいましたが、急な変更にゲーム係のリーダーが中心となって対応し、小学部全体に変更を伝えてすみやかに進行することができました。

  

 プログラム係は、プログラムの作成だけでなく、ポスターを作って掲示したり、記念撮影の並び方を考えてみんなに説明したりしました。司会係と連絡係は、事前に打ち合わせをして、プレゼント贈呈のときの演出を楽しいものにしてくれました。

 上学年の準備や協力のおかげで、楽しい「冬のお楽しみ会」となりました。

幼稚部:絵本の読み聞かせ

 12月1日、手話サークルの皆さんによる今年度2回目の読み聞かせ会を行いました。

 まずは、手遊びを一緒に行い楽しい気分が高まったところで、読み聞かせが始まりました。今回のお話は、「かさじぞう」です。手話を交えた劇仕立てで演じてくださり、子どもたちは物語の世界に入り込んだように、熱心に見入っていました。

 一人一人におもしろかったところなどを聞いてみると、「かさが足りなくて、おじいさんが自分のかさをあげたところがおもしろかった。」、「おじぞう様がドスンドスンと歩いて来たのがおもしろかった。」などの感想が聞かれました。サークルの皆さんの演技力が素晴らしく、子どもたちもおじぞう様の動きをまねて遊ぶ姿が見られました。

 手話サークルの皆さんには、寒さに向かう季節に心温まるお話を読み聞かせしていただき、本当にありがとうございました。今後も、たくさんの本や物語に触れながら、たくましく優しい心を育てていきたいと思いました。