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2020年12月の記事一覧

【高等部情報工業科】溶接による防災かまどの製作

 高等部情報工業科3年生の「実習」の授業では、ガス溶接、アーク溶接、炭酸ガス溶接、スポット溶接などの溶接の学習に取り組んできました。その学習の一環として、“防災かまど”の製作に取り組みました。L型の鉄の材料を溶接でつなぎ合わせ、煙突を取り付けました。

  

 12月10日(木)、郡山地方広域消防組合大槻基幹分署の署員の方の立会いの下、防災かまどへの火入れ及び燃焼試験を行いました。

 着火してから炎が安定するまでに何度も火が消えかかってしまいましたが、署員の方にアドバイスをいただき、“燃焼させるには、空気の通り道を確保すること”についてアドバイスをいただき、逆に火災現場では空気を遮断することの大切さについて、体験的に学ぶことができました。

 

 署員の方からは、「いつどこで、どんな災害が起こるか分からない昨今、自前でこのような取り組みをして備える取り組みは非常に大切である。」、「身近にある廃材等を燃料として使用できる点が優れている。」、「暖を取れて、なおかつ調理もできる機能性がとても良い。」などと、お褒めの言葉をいただきました。鍋でお湯を沸かす過程では、「溶接がしっかりしすぎて鍋に熱が伝わりにくいので、燃焼効率を向上させるために、ところどころ溶接をしない所を作ってはどうか」というアドバイスとともに、2号機の完成を楽しみにしているという期待の言葉もかけていただきました。
 郡山地方広域消防組合大槻基幹分署の方々、お忙しい中、ありがとうございました。

高等部修学旅行4

 雪道でしたが、ブリティッシュヒルズには、予定よりも早く到着できました。運転手さんに感謝をして、パスポートのいらない異国に来ました。

まず始めにチェックイン用の用紙に記入し、外国の方に英語でお願いをして部屋の鍵を受け取りました。それぞれ緊張しながらも伝えることができました。

日程や注意事項を聞いて、記念撮影後に部屋に向かいました。

今夜は英国式のテーブルマナー講座を行います。

 

 

 

高等部修学旅行3

大内宿に到着し写真撮影後、班別行動となりました。
冬景色の宿場町を見るのは初めてという生徒ばかりで、雪道を歩きながら辺りを見て回ったり、お食事処やお土産屋さんで買い物等をしました。
昼食では名物のネギそばを食べ、英気を養いました。

修学旅行隊はこれから、ブリティッシュヒルズへ向かいます。

 

 

 

高等部修学旅行2

会津若松市で慶山焼の体験を行いました。丸い状態の土をろくろに載せて、1つずつ手順を聞きながら、湯呑みの形にしていきます。

失敗してもやり直しがきかないということで、気をつけながら丁寧に作業を進めました。

できあがってから底に彫ってもらう名前や言葉を考えて、お店の方に仕上げをお願いしました。完成が楽しみです。

次は、大内宿での活動です。

校内がアートミュージアムに!Ver.2

幼児児童生徒が、2学期に作成した作品を校内に展示しています。

中学部・高等部の生徒が一人一人が思いを込めて仕上げた作品を紹介いたします。

           

 

職場体験報告会

12月16日(水)、中学部2年生による職場体験報告会が行われました。生徒たちは、11月17日・18日に実施した職場体験学習を通して学んだことや気付いた自分の課題、そしてこれから頑張ることなどについて発表しました。

「働く時に心がけたことは何か。」「仕事が時間内に終わらなかった時はどうしたのか。」等の1年生からの質問に対し、実体験をもとに的確に質問に答えることができていました。

今回の職場体験報告会を通して、2年生は、体験したことをまとめたり、分かりやすく発表したりすることができました。

報告会に参加した1年生は、先輩たちの発表を真剣に聞く姿が見られ、働くことについての意欲を高めることができました。

高等部修学旅行

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6月に実施予定だった高等部修学旅行ですが、本日から二日間の日程で実施することとなりました。

雪が舞う時期ではありますが、2・3年生が全員参加できました。

出発式で校長先生から「一生の思い出に残る修学旅行にしましょう!」と力強い言葉をうけ、生徒代表からも「会津やブリティッシュヒルズの体験を楽しんで来たいと思います」と挨拶しました。15名の生徒たちは元気にバスに乗り込み出発しました。

本日はまず会津若松市で慶山焼を体験します。

 

 

 

小学部:書き初めの練習(高学年)

 書写の時間に書き初めの学習を行っています。本校では、教員同士がそれぞれの授業を参観し合う取り組みを教科会で行っています。今回、国語科においても学部を超えて授業参観を行っており、その中で高等部の教員(書道の教員免許保有)より書写のポイントを教えてもらう機会がありました。

お手本通りに「はね」や「とめ」が思うようにいかない児童たちに、「そこにりんごが乗るように書いてごらん。」と「はね」の正しい書き方を意識できるような言葉かけや画の長さや方向等を考えながら文字を書くことで文字の形が整うことを伝えてもらいました。

  

児童たちは熱心に練習に取り組み、みるみる上達していく様子がうかがえました。

寒さが厳しくなる季節ですが、凛とした雰囲気の中で学習に取り組む児童たちです。

中学部1年生が職場見学に行ってきました

12月10日(木)、中学部1年生の3名で職場見学に行きました。場所は須賀川市にある「林精器製造株式会社」です。ウォッチケースを製作する会社で、製作の工程を詳しく丁寧に説明していただきました。また、工場見学もさせていただきました。

ロボットが自動で行う作業の様子や、従業員の方々が一つ一つ丁寧に研磨や組み立てをしている様子を真剣に見てメモを取る姿が見られました。

生徒の感想の中に、「100年もの間ずっと時計のケースを作っているなんてすごい。」「時計のケースを作るのには、沢山の工程がある事を知って驚いた。」という意見が聞かれました。

また、質疑応答の場面で、「今の勉強をしっかりと行うこと」や「あいさつや連絡・報告・相談をしっかり行うこと」が大切だという事を教えていただきました。

今回の職場見学の内容を振り返り、「働くこと」の大切さを実感した様子でした。

 

 

 

【高等部情報工業科】資材の仕入れ実習

 12月9日(金)情報工業科3年の実習で、カインズホーム富田店へ校外学習に行ってきました。新寄宿舎に設置するベンチ製作の為、必要な資材を事前に調べ、店舗にて必要な物が実際にあるのかどうかを探し、店員の方に聞きながら購入しました。

 

 
 今回は、タクシーで出かけるため、生徒が自ら行き先や清算、手帳による割引の依頼等も含め自ら行う場面が創出、生徒は緊張しながらも「領収書をください。」「手帳での割引をお願いします。」「帰りもお願いします。」等のやり取りを行いました。作業着で活動していたため、他のお客さんから店員と間違われ質問されるハプニングもありました。地域の方との交流も含め、社会人となる生徒にとって、とても良い経験となりました。