※無断での文章・画像などの複製、転載を禁じます。copyright©2022 福島県立聴覚支援学校 all rights reserved.
2020年11月の記事一覧
小学部:大槻小学校との交流及び共同学習(クラブ活動)
小学部4年生以上は、近隣の大槻小学校とのクラブ活動に参加をし、交流及び共同学習を実施しました。例年は、1学期から年間9回ほど、大槻小学校へ出かけていますが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策のため、2学期からの参加となりました。
回数は4回といつもより少なかったですが、児童たちは各自、やりたいクラブを選択し、大槻小学校の友達との活動を楽しむことができました。
先月行った学校祭「大空祭」のステージ発表で、大槻小学校とのクラブ活動について動作を交えながら発表した児童もいました。また、現在は校内にイラストクラブの児童たちが仕上げた作品を掲示しています。
大槻小学校での児童相互の触れあいを通して、一人一人が経験を広げ、積極的に活動する機会や自信をもつことができました。大槻小学校のみなさん、クラブでは大変お世話になりました。また来年度もどうぞよろしくお願いします。
高等部 進路学習報告会
11月16日に職場体験実習の内容を発表する進路学習報告会を実施しました。実施にあたり、新型コロナウイルス感染症防止対策として、生徒同士の間隔を十分に確保して行いました。
生徒それぞれが、分かりやすく相手に伝えようとする気持ちが見える資料を作成し、みんなの前で発表しました。その中で、3年生は、自分の進路活動の体験を通して後輩へアドバイスを伝えていました。2年生は自分で発表を行う一方、来年のために3年生の話を真剣に聞きました。1年生は初めての発表となり、緊張していましたが、自分の体験や課題を丁寧に説明していました。
今後も、進路活動を通じて生徒が様々な経験をできるようにしていきたいと思います。
中学部 職業・家庭科 校内実習を行いました。
11月17~19日、3年2,3組の「職業・家庭」で校内実習を行いました。1~6校時通して、レザークラフト、透明マスクなどを作りました。レザークラフトは初めての作業でした。作る手順を覚え、連絡、報告、相談をしながら作業に取り組みました。「長い時間集中して取り組む。」「工夫をして効率よく作る。」「説明できるようにする。」「はっきりと声に出して返事をする。」などそれぞれ生徒自身がたてた目標に向かって集中して取り組むことができました。
生徒の反省より抜粋
・新しい作業を覚えて上手にできた。
・丁寧に作業を進めることができた。
・新しい道具を安全に使うことができた。
・わからないときははっきりと質問することができた。
寄宿舎 第3回避難訓練
11月10日(火)に避難訓練を実施しました。夕食後に震度5以上の地震が2回起き、舎内が停電し、物が倒れている状況を想定した訓練でした。地震を知らせると舎生はすぐに頭を手で守ったり、その場にしゃがんだりしました。またライトを持っている舎生が友達の足元を照らしながら避難することができました。
舎監から「災害はいつ起きるか分からないので、日頃から備えをしておく必要があります。」と講評がありました。寄宿舎でも日頃から安全に避難できるよう、避難訓練や環境づくりをとおして、“自分で自分の身を守ること”の経験を積み重ねる場を設けていきたいと思います。
幼稚部・小学部、お楽しみ給食!
11月20日(金)に幼稚部・小学部を対象にお楽しみ給食を実施しました。
事前に子どもたちへのアンケートを行い、希望する献立を取り入れたメニューとなりました。
料理の種類の多さに「何から食べるか、まよっちゃう!」という声も聞かれました。デザートは2種類提供され、
じっくり味わって食べる子どももいました。みんな「おいしい!」「うまい!」と言いながら、最高の笑顔で完食しました。