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2016年12月の記事一覧

平成28年度第5回まなびあいサロンの御報告


  12月15日(木)、本校卒業生の保護者の藤田安宏様をアドバイザーにお迎えし、
  「先輩のお父さんから学ぼう」のテーマで行われました。
  詳しい内容につきましては、下記のファイルを御覧ください。
  なお、今回をもちまして今年度のまなびあいサロンは修了となります。
  御協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
  
  第5回報告書.pdf  

絵本の読み聞かせ

 
12月22日(木) 第2学期終業式終了後、ボランティアの「お話おばさん」による絵本の読み聞かせが行われました。
 今回のお話は、「きょうりゅうのおおきさ」と「マッチ売りの少女」です。「きょうりゅうのおおきさ」では、
大型絵本と迫力ある手話表現に、子どもたちはわくわくした気持ちで見入っていました。きょうりゅうには、大きいものだけでなく、子どもでも抱っこできる小さいきょうりゅうもいることを知り、子どもたちはびっくりしていました。また「マッチ売りの少女」では、情景が想像できるような手話表現や優しい語り口で、お話に吸い込まれるように集中して聞き入っていました。

今年度も素敵なお話のプレゼントをありがとうございました。

第2学期終業式・賞状伝達式

 
 
12月22日(木) 第2学期終業式・賞状伝達式が行われました。
 賞状伝達式では、全国聾学校絵画展や「家庭の日」作文コンクール、全国障害者スポーツ大会や全国聾学校陸上大会で優秀な成績を収めた児童生徒及び特別支援学校体育連盟優秀選手賞に輝いた生徒に、賞状が授与されました。今学期も、日々の学習や部活動に一生懸命に取り組み、成果を残すことができました。
 第2学期終業式では、校長より、「みなさんは、色々な行事、スポーツ、勉強などにチャレンジしてきたと思います。」「一人一人が1年間の楽しかったことや頑張ったことを振り返り、来年も頑張りましょう。」と話がありました。最後に、全校生が元気な声と手話で校歌を斉唱し、2学期を締めくくりました。

高等部 出前授業(英語科)


12月13日(火)、高等部の生徒が中学部の生徒に英語の授業を行いました。

高等部の生徒にとっては、これまで学習してきた英語の文法などを自分たちで整理するだけでなく、中学部の生徒が分かるように伝えなければならないため、改めて学習内容を復習しなおしたり、曖昧な部分を自分の言葉で理解しなおしたりする機会になりました。

中学部の生徒にとっても、普段接する機会の少ない高等部の先輩との交流の場になっただけでなく、堂々と授業をする先輩方が、今後の目標になったのではないかと思います。

 授業では、「be動詞」「現在進行形」「助動詞」を取り上げました。「こんな風に授業をしたら中学部の生徒が分かりやすいのではないか。」「こんな工夫をしたら、中学部の生徒が興味を持って楽しく授業に臨むことができるのではないか。」等、高等部の生徒は相談しながら準備に取り組んできました。

 授業前は、高等部の生徒も中学部の生徒もお互いに緊張していましたが、授業が始まると、真剣な雰囲気の中にも時折笑顔を見せながら、楽しく授業を行うことができました。

中学部 卒業生と語る会

 
 

 11月16日(水)に本校卒業生である地域支援センターけやきの山中沙織さんをお招きして、中学部3年1組と2組生徒と懇談を持ちました。山中さんが在学した頃の部活動や生活の様子、寄宿舎でのエピソード、会社員時代に困ったことや、社会人としてのコミュニケーションについて、また「中学校時代にやっておいた方が良かった事」をご自身の体験から教えて頂きました。生徒達にとっても、将来を具体的に考える、良い機会となりました。

生徒の礼状から抜粋
「山中さんのお話を聞いて、『失敗したらもう一度やり直す』『どうして失敗したか考える』ことが大切だと思いました。社会人になってからのことなど、とても参考になりました。」

「生徒会のお話では、演説のときに自分の意見をはっきり言ったことがすごいなぁと思いました。寄宿舎の避難訓練の話もおもしろかったです。社会人になって、大切だと思ったことなど教えていただいたので、私も毎日を大切に過ごしたいと思います。本当にありがとうございました。」

「山中先輩の過去の話をたくさん聞き、とても良い経験になりました。そして私がもっとも驚いたのは、手話の表現です。ハキハキとしていて心のこもった手話でした。山中先輩の話をもとに自分の進路、将来を真剣に考えていきたいと思いました。本当にありがとうございました。」

「山中さんの今までのことを聞いて、一番大切な事や社会に出ての厳しさなどを知ることができました。また、夢だったことをいま県外などでも活躍されていて、すごいと思いました。そういう姿に胸を打たれました。私も山中さんのように目標を達成できるように少しずつ頑張りたいと思います。」

「バッティングセンターの話では、ピッチングマシンの手話表現がよく似てるなぁと思いました。手話表現が本当に上手だなぁと感じました。補聴器のことなど、もっと色々なお話を聞きたかったです。ありがとうございました。」

高等部 球技大会

 
 

12月9日(金)5・6時間に、高等部の球技大会が実施されました。

寒々とした日々が続いておりましたが、当日は晴天となり、気温も久々の10℃越えと、とても暖かい中、行うことが出来ました。
 今年の球技大会は、体育の時間に行っていた「ソフトボール」です。生徒会役員を中心に何日も前から、みんなが楽しむ為にはどうしたらよいか、『全員ソフト』を目指し、熟考に熟考を重ねた結果、ボールを通常のものとは異なる柔らかいボールを使用して行うことにしました。

 試合では、生徒と教員が4チームに分かれ白熱した試合が繰り広げられ、グラウンドの至るところで生徒たちの歓喜の笑みや元気な姿が球技大会を通してたくさん見られ、とてもよい球技大会となりました。

小学部 冬のお楽しみ会

  
  
 12月7日(水)冬のお楽しみ会が実施されました。4~6年生全員で、企画計画した「フルーツバスケット」を行いました。ルールは、①一人一人に「もも」「バナナ」「ぶどう」「いちご」の4種類のフルーツの名前を割り当て、②鬼役の人を決め、鬼を取り囲むように円形状に並べた椅子に全員が座り、③鬼役の人が言ったフルーツの人は席を交換し(「全部」もあり)、④椅子に座れなかった人が鬼役になりゲームを続ける、です。ルールについても「1~3年生にも分かりやすく、みんなで楽しくできる内容にしよう。」と全員で話し合って決めました。

 子どもたち全員がルールをすぐに理解し、みんなでとても楽しく活動することができました。最初の2回は子どもたちだけで行いましたが、最後は先生たちも交えて行い、より一層盛り上がりました。子どもたちの反応の良さと動きの速さに負け、先生が鬼になることも多かったです。
 小学部全員で楽しい時間を過ごすことができました。