ふくろう掲示板

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寄宿舎 お楽しみ会

 7月20日(木)にお楽しみ会を行いました。前年度に行ったアンケートでスポーツをやりたいという意見が多く、今年度は体育館でスポーツ大会となりました。競技はアンケートを基に舎生会役員で協議し、鬼ごっこ、障害物リレー、リレーを4チームに分かれて行いました。チームごとに作製したリストバンドを身に付け、一人一人装飾をしたうちわを使い、全力で競技に取り組みました。

 夕食はリクエストメニューでした。オムライスにはケチャップで好きな絵や文字を描き、楽しい夕食となりました。

 夕食後の閉会式では、感想のインタビューや順位発表、チームごとの写真撮影を行い、最後まで盛り上がりました。楽しい夏の思い出を作ることができました。

 

高等部体験入学を実施しました。

7月25日(火)、高等部の体験入学に6名の生徒が参加しました。

高等部の各学科の概要や進路指導の取り組み等について説明を聞いた後、コース別に3つの授業を体験しました。  

 英語「Let's have a conversation.」      情報工業科「ロボットのねじ切り加工」         

           

  生活技術科「布絵本の製作」          理科「食用油の重さの比較」

           

  手工芸「さおりコースターの製作」         体育「体つくり運動」 

           

教師の指示を確認して安全に取り組もうとする姿や、色や素材を組み合わせて想像力を働かせながら製作する姿、教師の問いかけに応じて自分の考えを伝える姿が見られました。

参加した生徒からは「上手に作ることができました。楽しかったです。」「手工芸のさをり織りでは自分で好きな色を選び、作りました。」等、体験した内容や感じたことを発表することができました。

高等部の3年間だけでなく、高等部卒業後の進路を見据えるとともに、学びたいことを明確にしながら、自分に合った進路を選択することができるよう願っています。

寄宿舎 保健衛生講話

 6月29日(木)に「暑い季節の過ごし方」について講話を行いました。

 暑さが厳しい夏に健康的・衛生的な生活を送るために「夏バテや熱中症の予防法」「体調不良時の報告の仕方」「健康保持のための自己管理」「衛生的な生活」「飲食物の管理」の5点について実施しました。

 夏バテや熱中症の予防法として、のどが渇く前に水分を補給し、バランスの良い食事を心がけ、十分な睡眠をとることを確認しました。また、ストレス解消法を見出し、心の健康を保つ大切さを伝えました。

 舎生は指導員の質問に対して積極的に発言するなど真剣に参加していました。実施後は講話を通じて気付いたことや学んだこと、感想を記入し、今後の生活に生かしていきたいという前向きな姿勢が見られました。

 今後も、舎生それぞれが自立に向けた生活について主体的に考えて行動することができるよう、情報提供や環境づくりを進めていきます。

第一学期終業式・表彰伝達式

 7月21日(金)に賞状伝達式、第一学期終業式を実施しました。
賞状伝達式では、東北地区聾学校卓球大会、七夕展及び計算技術検定で活躍または合格した生徒へ賞状の伝達を行いました。第一学期終業式では、校長より「規則正しい生活をする」「健康や安全に気をつける」「SNSでのトラブル・ネット被害などに気をつける」「お手伝いや体験をする」などの話がありました。充実した夏休みを過ごし、幼稚部の皆さんは9月1日に、小・中・高等部の皆さんは8月28日に元気に登校してください。
 終業式終了後には、大空祭実行委員会より、今年度のテーマの発表がありました。
「大空に刻め!響け!みんなの夢、みんなの青春」をテーマに、10月27日、28日に開催します。是非、多くの方々に足を運んでいただければと思います。

東北地区聾学校卓球大会結果報告(高等部卓球部)

 7月8日(土)~9日(日)に、青森県マエダアリーナにて開催された東北地区聾学卓球大会に、3名が参加して来ました。昨年度、この大会で優勝した女子生徒が、シングルスで二連覇を果たしました。11月3日(金)~5日(日)に愛知県名古屋で開催される全国大会に向けて、さらに練習に励みたいと思います。

【男子学校対抗戦(福島・山形・秋田連合チーム)】

第1位

【女子学校対抗戦(福島・山形連合チーム)】

第1位

【男子個人戦シングルス】

W.R 第6位

【女子個人戦シングルス】

M.R 第1位

E.M 第4位

  

郡山高等学校教育コース3年生が来校しました

7月18日(火)、郡山高等学校教育コースの3年生による見学がありました。

将来、教育の分野に進むことを希望している生徒のみなさんが、特別支援教育や聴覚障がいについて学びに来ました。

聞こえにくさの体験では、音のゆがみや会話時の急なルールの変更の際に聞きもらしたり、分からなかったりする状況に戸惑いを感じながらも、グループの仲間に伝えられないまま同調する様子が見られました。

体験・講話・校舎内の見学を通して、「話の輪に入りづらく、疎外感を感じた。」「幼小学部では物に名前を示してあり、視覚的に学習していることが分かった。」「先生が1人1人理解を確認して授業を進めていて、生徒たちが目で話を聞いているのが印象深かった。」との感想が寄せられました。

本校との交流につながる第一歩です。

同じ地域内の学校として、互いに学び合うことができる機会を大切にしていきたいと思います。

寄宿舎1学期大掃除

7月13日(木)寄宿舎の1学期大掃除を行いました。

「寄宿舎を大切にする気持ちや感謝の気持ちを込めて、普段は行えない隅々まで丁寧に掃除をする」と係の舎生が目的を決め、開始前の連絡事項で呼びかけました。

高い所の埃や、窓のサッシの汚れ、洗濯機の洗剤の溶け残り、浴室の排水網の汚れなど、いつもは気づかない汚れをしっかり落としました。みんなが使用している場所の清掃後には、自分の部屋と下駄箱の清掃も行いました。

 

 

中学部1年 奉仕活動を行いました。

  7月19日(水)に奉仕活動を行いました。
 奉仕活動を行うにあたり、1学年みんなでどんな活動をするか話し合いをしました。生徒たちから「校内をきれいにしたい」「幼稚部の子どもたちを喜ばせたい」という意見が挙がったため、幼稚部の子どもたちと先生方に掃除してほしい場所のアンケートを取り、清掃活動を実施しました。
 遊具置き場にある三輪車やおもちゃを片付けたり、砂をきれいに掃いたりしました。また、下駄箱の中を一つ一つ丁寧に水拭きもしました。とても集中し、みんなで協力して取り組む姿が見られ、幼稚部をきれいにしたいという思いが生徒たちから感じられました。掃除の途中で、幼稚部の子どもたちから「ありがとう」と声をかけられ、嬉しそうにしている様子も見られました。活動終了後、「もっときれいにしたかった」「幼稚部のみんなが喜んでくれると思う」などの反省がありました。今回の奉仕活動では、生徒たちが「相手のために自分には何ができるか」をじっくりと考える良い機会となりました。

 

幼稚部 第1回幼稚部本分校交流会

 7月7日(金)に、本校、福島校、会津校、平校の幼児16名が保護者と一緒に本校に集まり、今年度1回目の本分校交流会を実施しました。「ぺんぎんグループ」と「かめグループ」に分かれ、自己紹介をしたり、七夕にちなんで願い事を発表したりしました。

 水遊びの活動では、ぺんぎんグループは中庭のプールで遊びました。じょうろを使って体に水を掛けたり、水鉄砲で怪獣のカードを倒したりして楽しみました。かるたでは、示されたカードと同じ水の生き物のカードを探し、ぷかぷか浮かぶカードの中から素早くカードを取って盛り上がりました。

 かめグループは、幼児用の大きいプールで活動しました。いつもと違うプールに子ども達は大喜び。とびっきりの笑顔を見せていました。ワニの真似をして水中を歩いたり、流れるプールをみんなで作ったりして水の心地よさを十分に味わっていました。

 お昼になると緊張もほぐれ、お互いのお弁当を見せ合いながら「同じ○○が入っているね。」、「それはなに?」等と楽しくやりとりをしながら食べることができました。

 午後の自由遊びの活動では、すいか割りやおままごと等、お部屋の中の道具を使って工夫しながら遊ぶ姿が見られました。

 初めは少し緊張した様子の子ども達でしたが、交流会の終わりには「また会おうね。」と笑顔でタッチすることができました。11月にまた会えるのが楽しみです。

 

 

 

 

中学部自立活動「先輩の話を聞く会」

 中学部3年生を対象に、自立活動の学習の一環として、本校に勤務している聴覚障がい教員3名を講師として招き、「先輩の話を聞く会」を実施しました。
 生まれ育った環境や学んだ環境、聞こえの程度は三者三様であり、主なコミュニケーション手段や、聴覚障がいがあることに起因する困りごとも違っていましたが、「相手の話を最後まで確実に聞く」「状況に応じて、コミュニケーション手段を使い分ける」「自分が聞こえない・聞こえにくいことを相手に伝える」ことは共通しており、自身の体験を具体的に話して下さいました。
 健聴者とのかかわりで大変だったことや学生時代に取り組んで良かったこと、やっておけば良かったこと、そして、なぜこの仕事に就いたのか、なぜこの大学を選んだのか、今のうちにやっておくべきこと等について、実体験を交えた話を聞くことができ、生徒達は自分の障がいの実態や将来の進路に関して、更に考えを深める機会となりました。