ふくろう掲示板

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福島県立聴覚支援学校同窓会会長様来校

5月6日(金)に、本校卒業生による団体・福島県立聾学校同窓会会長が来校されました。

 校長と対面し、同窓会の今年度の方針や活動計画、支援内容などを話していただきました。 

 そして、同窓会会長ご自身の経験を交えながら、卒業後の生活や仕事をする時に大切なことを話していただくことで、考えさせられる機会となりました。

 「聴覚支援学校の幼児児童生徒及び教職員の手話言語力向上のための活動に役立ててください。」と、同窓会会員によるあたたかい支援金をいただきました。

 今後の福島県立聴覚支援学校の活動に使わせていただきたいと思います。

 ありがとうございました。

         

高等部情報工業科授業風景~原動機実習編~

「実習」の授業で、4サイクルエンジン(原動機)の仕組みについて学習しました。

 まずは、エンジンの模型を活用して「吸気、圧縮、膨張、排気」の行程を確認しました。

 その後、故障した農機具のエンジンを活用して、インジェクター(キャブレター)やスパークプラグ、エアフィルターなどの役割について学習しました。

 生徒同士で話し合い、「プラグからは火花は飛んでいるし・・・」、「エアフィルターはきれいだなぁ・・・」等と故障の原因を話し合いました。あれこれ話し合い、“キャブレターが怪しい”ということで、オーバーホールして洗浄した結果、見事にエンジンをかけることができました。

 最後に、ガソリンをガス化するキャブレターについての実験を行い、ベンチュリー効果についての理解を深めることができました。

 キャブレターを分解、清掃

 修理後のエンジン始動                                          液体をガス化する実験

 エンジンの再調整            試運転

歓迎レクリエーション会 ・ 端午の節句

  5月9日(月)に歓迎レクリエーション会を行いました。感染症予防のため、各舎生室の情報モニターに事前にビデオ撮影した映像を流し、それを見ながら参加する方法で実施しました。ビデオの内容は、舎生会役員で検討し、寄宿舎や新入舎生に関するクイズを行いました。クイズの選択肢に悩みながら答えを選び、盛り上がる様子がありました。

 情報モニターを見ながら真剣に考え中!

         

○○さんの得意な教科?!   自己紹介カードに何と書いてあったかな?

 

 

  同日に端午の節句も祝いました。行事食をおいしくいただいたり、菖蒲湯にのんびり入ったりしました。また、生活委員会の端午の節句係は、由来などを調べて、こいのぼりや菖蒲湯、兜の作り方についてクイズにするなど、みんなに端午の節句について知ってもらえるように工夫して掲示しました。兜をたくさん飾り5月らしい掲示物が完成しました。

対面式・舎生会総会

4月20日(水)に対面式、4月27日(水)に舎生会総会を行いました。

 対面式では、校長先生から「基本的な生活習慣を身につけるとともに、健康な生活ができる力を養ってください。また舎生会の活動を通して、友だちと協力して物事を成し遂げる喜びを感じ取ってください。」との話がありました。一人一人自己紹介を行い、これから一緒に過ごしていく仲間の顔や名前を知ることができる機会となりました。

 舎生会総会では行事報告や会計報告が行われ、舎生は自分たちの生活について真剣に考えながら参加する様子がありました。

どちらの行事も透明マスクを活用し、会場の換気をするなど感染対策に努めながら実施しました。今年度の寄宿舎行事についても、感染対策を徹底しながら幅広い活動ができるよう、役員を中心に計画・運営を行っていきます。

 

          

          

中学部校外学習 「再生可能エネルギーについて」 コミュタン福島交流館

4月28日(水)、2,3年生生徒全員でコミュタン福島での校外学級を行いました。今年は再生可能エネルギーについて学習をしました。展示の見学、360°映像の環境創造シアターの見学(放射線、福島の自然)、水力発電についての体験学習を行いました。

 コミュタンの職員の方が手話付きで丁寧に説明してくださり、生徒たちは集中して話を聞く様子が見られました。体験学習では水が高さの違う場所から落ちるときに発電される電力の大きさを比較する実験を行いました。

幼稚部 かんげい会

 4月28日(木)に、幼稚部の新入生かんげい会を行いました。暖かな拍手の中、2名の新入生が笑顔で入場し会がスタートしました。

 在校生からの歓迎の言葉では、「中庭で一緒に遊ぼうね。」「分からないことは何でも聞いてね。」と、上級生のお兄さんお姉さんらしく堂々とした態度で発表する姿が見られました。

「あなたのおなまえは?」の歌を一緒に歌うと、元気な声で自分の名前を言ったり、名前を呼ばれて大きな声で返事をしたりしながら、楽しく友達や先生の名前を知ることができました。新入生の自己紹介では、お母さんと一緒に自己紹介をし、自分の名前や好きなものを発表することができました。

  少しずつ幼稚部の生活に慣れて、身近な人と一緒にお話したり活動したりしながら、生活を楽しんでほしいと思います。

 

 

小学部 朝の母音体操

 小学部では、朝の会の際、各クラスで母音体操を行っています。

丁寧に母音を発音する習慣を育て、母音の発音を安定させることで、個に応じてその他の語音の明瞭度を高めていくことを目指しています。

「あ~」「お~」「う~」「え~」「い~」

今日も元気な声が各クラスから聞こえてきます。

高等部情報工業科オリエンテーション

 情報工業科1~3年生合同で、オリエンテーションを実施しました。

情報工業科で取得可能な資格試験について、いつ、どんな試験があるのかを確認したり、

1年間の行事予定を確認したりしました。

 また、情報工業科で取り組んでいる5S活動(整理 整頓 清潔 清掃 しつけ)や、

作業中の心得(挨拶 返事 報告 相談)について確認した後、

3年生の代表生徒が行ってくれた実習室への入室時の挨拶を見た1年生は、

その声の大きさや動きの機敏さに、刺激を受けた様子でした。

 最後は、満開の桜の下で集合写真を撮って、親睦を深めました。

令和4年度 高等部前期生徒会総会

 4月21日(木)令和4年度 高等部前期生徒会総会を実施しました。新型コロナウイルス感染症対策のため短時間での開催となりました。生徒会役員が中心となり会を進めました。生徒会会則等の一部改訂や予算案の承認など充実した総会となりました。

               

                       

 

新転入者オリエンテーション

 4月14日、自立活動に関する新転入者オリエンテーションが行われました。

イヤーマフをつけた状態で会話し、どのように聞こえたり感じたりするかを体験しました。自己紹介のようにテーマが決められた場合は会話の内容が想像しやすいのですが、自由な話題の場合は会話に入るきっかけがつかみにくいこと、授業では誰が話しているのかを分かるように進める必要があることについて、講話を担当した職員より説明がありました。

              

 特に、高等部の学習では専門用語が増え、単語を認識する場合に語順の入れ替わりがあったり、言い間違いがあったりすることがあるため、絵や図で表す視覚的支援が重要です。
 言葉を一つひとつ丁寧に、目で聞く(きちんと見て話す、口の形から読話する)、資料を読む、ノートを書く等、活動を区切って話を聞く場面を設定することにより経験を積み重ねる必要性を学びました。

 また、身近な具体例に触れ、児童生徒に文章で答えられる質問をすることにより、何をどのように分かったか具体的に確認すること、補聴援助システムの活用や補聴器のしくみ等の専門性を身に付ける研修機会について紹介がありました。生徒との授業での対話や生活場面での触れ合いを通して、少しずつ吸収していただきたいと思います。

 

令和4年度高等部対面式・新入生歓迎会

 4月15日(金)に令和4年度高等部対面式・新入生歓迎会を実施しました。生徒会長の椎根永恋さんを中心に計画、立案のもと開催され、対面式では各学年の自己紹介や生徒会役員の紹介を行いました。

 新入生歓迎会では、クイズ大会や借り物競争、リレーなどのレクリエーションを行いました。「借り物競争」では、生徒や教職員本人ではなく、壁に貼られた写真の中から該当する人を探し当て、写真を借りてくるといった感染症対策を行いながら競技に取り組みました。また、「リレー」では生徒に負けないように必死に走る教職員の姿も見られました。最後に、1年1組佐藤颯京くんが代表で挨拶を行い、開催への感謝とこれから高等部でがんばっていきたいと話してくれました。

 

 

寄宿舎 第1回避難訓練

4月7日(木)18:40から自立生活室からの火災を想定し、第1回の避難訓練を実施しました。非常ベルが鳴りフラッシュが点滅すると、各自がヘルメットを着用し懐中電灯を持つなどの避難体制をとることができました。

訓練前日に、避難訓練の事前指導と避難経路歩行体験を実施したため、落ち着いて取り組む舎生が多く見られました。事前指導では「入浴中は、準備されているポンチョを着ていち早く避難体制をとること」、「避難時は、部屋ごとに人員確認をし報告すること」などを確認しています。舎生は防災意識が高く、避難に関した注意事項について積極的な発言が多く訓練の積み重ねの効果を感じました。避難時にスムーズに行えることを目的とし、毎日の点呼時には避難時と同じ人員確認を繰り返し行っています。

今後も新型コロナウイルス感染症予防対策を講じたうえで避難訓練を行います。自分で自分の身を守る力を身につけられるよう、防災意識の向上にむけて訓練を重ねていきます。

                                

小学部 児童会総会

 4月12日(火)児童会総会が開催され、6年生を中心に、令和4年度の児童会活動について話し合われました。

よりよい小学部にするために、自分たちができることについて、意見を交わしながら計画を立てました。

今年度も子ども達の活躍に期待が高まります。

 

中学部 生徒会総会が開かれました

 新1年生7名が加わり、今年度初めての生徒会総会が開かれました。

今年度は寄宿舎の活動室をお借りして、感染症対策を万全に施しての開催となりました。

1年生は初めての総会でしたが、時折3年生が1年生のそばへ駆け寄り、優しく教える姿もみられ、1年生もいい緊張感につつまれながらも、和やかに会が進行しました。

 今年度は生徒会会則組織図の委員会と会費の改定案が可決され、新しい会則でのスタートとなります。

小学部 家庭の交通安全推進委員委嘱式

 令和4年4月11日(月)校長室にて交通安全推進委員の任命式が行われ、小学部6年の児童2名(1名欠席)が参加しました。

 推進委員は、交通安全のみんなのお手本になることやシートベルトの着用、チャイルドシートの着用、交通ルールを守るための声かけ、自転車乗車時のヘルメット着用などを呼びかけます。

 交通安全への意識を高め、推進委員として頑張っていきます。

 

幼稚部スタート!(始業式・入学式)

 4月8日金曜日、幼稚部で始業式と入学式を行いました。

 始業式では、5名の子どもたちが進級しました。

 入学式では、お兄さんお姉さんたちの歓迎を受け、2名の友だちが新たに入学しました。

 これから先生やお友だちとたくさん遊んだりお話したりしながら、楽しく学んでいきます。

中 生徒会行事 対面式を実施

 4月8日(金)5・6校時に対面式を行いました。

生徒会が会を進行し、学級紹介、部活動の紹介、委員会の紹介などを行いました。

学級紹介では、それぞれの学級で趣向を凝らし、盛り上がる一幕も。

部活動紹介では、部員による内容の紹介と実演があり、新入生は時折笑顔を見せながら真剣に見入っていました。

 

令和4年度の中学部は1学年7名、2学年6名、3学年3名 計16名で元気にスタートをきりました。

 

 

令和4年度 小学部・中学部・高等部入学式

4月6日に令和4年度の入学式が行われました。

小学部3名、中学部7名、高等部8名、計18名の新入生が緊張した表情で入場する様子が見られましたが、一つ一つの動作にこれからの目標と決意を込めて行動する姿に、保護者の方や上級生のあたたかいまなざしが注がれ、会場全体が凛とした空気に包まれました。

入学にあたり、校長から新入生への3つのお願いとして、「元気な体をつくること」「考える力を身に付けること」「自分の思いを伝え合うこと」と話がありました。

また父母と教師の会の会長である渡辺様からは、「自分の成長に必要なもの」や「自分の強み」を見つけることについて、ご祝辞をいただきました。

 有意義な学校生活となるよう、教職員一同、力を合わせていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

新転入者オリエンテーション

令和4年度がスタートしました。

本年度も本校の教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。

4月5日に新転入職員のオリエンテーションとして、手話の研修を行いました。

名前を指文字や手話で表現しながら、自己紹介を行いました。

慣れない手の動きにもどかしさを感じながらも、相手の顔をしっかりと見て

伝えたいという気持ちが感じられました。

様々なコミュニケーション手段を通して、幼児児童生徒と言葉のやりとりを楽しみながら

本校での生活に慣れていただきたいと思います。

 

令和3年度 修了式(幼小中)を実施

    

3月23日(水)に令和3年度 修了式を実施しました。

式に先立ち、各賞を受賞した児童生徒に賞状伝達を行いました。

修了式では、幼稚部、小学部、中学部の代表が修了証書を校長よりいただきました。

校長の話では、一年間の学習活動を振り返って、「多くの制約がある学校生活でしたが、よく頑張りましたね。」との話がありました。また、「人間は、相手から温かい言葉を得ることによって、励まされ、勇気付けられ、自信を深めていきます。」「言葉の力を上手に使って、4月からも、笑顔あふれる聴覚支援学校にしていきましょう。」との話がありました。

地域の皆様、保護者の皆様、関係各位の皆様、新型コロナウイルス感染症予防対策を講じての教育活動に御理解と御協力を賜りましたことに心より感謝申し上げます。

令和3年度(第47回)卒業証書授与式を実施

      

3月18日(金)に令和3年度(第47回)卒業証書授与式を挙行しました。今年度も新型コロナウイルス感染症予防対策として、幼児児童生徒、保護者、教職員のみの参加で実施しました。

3月16日(水)に発生した地震の影響により3月17日(木)は臨時休業となりましたが、校舎等の安全が確認されたことから3月18日(金)に学校を再開し、卒業証書授与式を実施することができました。

幼稚部4名、小学部4名、中学部9名、高等部5名の卒業生がこれまで学んできた思い出を胸に次のステージへと旅立つことができました。

幼児児童生徒の卒業にあたり、保護者の皆様をはじめ、地域や関係各位の皆様には、本校の教育活動に御理解と御協力を賜りましたことに心より感謝申し上げます。

幼稚部  おわかれ会

 3月9日(水)に幼稚部卒業生とのおわかれ会を行いました。始めに、保護者の方々にも参加していただき、「いちごミルク」というゲームを行いました。『いちごかミルクのうち、自分のカードが出たら空いている他の席に座る』というルールを分かって活動を楽しむことができました。

 在校生からは、「ダンスを一緒に踊って楽しかったよ。」「転んだ時に、優しく手を引いてくれてありがとう。」「走るのが速くてかっこよかったです。」等、卒業生との思い出をそれぞれ発表しました。

 卒業生のお話では、幼稚部での思い出の写真とともに、楽しかったことのお話や素敵な歌の発表がありました。大きな声でお話したり、表情豊かに歌ったりする姿に、在校生も引き込まれるように注目していました。

 少し寂しくなりますが、たくさんお友達を作って、楽しい小学校生活を送ってください。

 

 

小学部、6年生をおくる会を実施

   

3月4日(金)に6年生をおくる会を実施しました。

在校生から6年生に「休み時間に遊んでくれてありがとうございました。」「児童会で優しく教えてくれてありがとうございました。」など感謝の言葉が送られました。また、6年生と一緒に歌「小鳥と私とすず」を手話歌で歌い、思い出を振り返っていました。

6年生からは、素敵なダンスの披露があり、小学部全員で楽しい雰囲気を共有しました。

中学生になっても、「なりたい自分」を目指して頑張ってほしいです。

小学部、冬のお話し会を実施!

  

  

2月17日(木)18日(金)に小学部 冬のお話し会を実施しました。

学習したことや体験したこと、調べたことなどから、自分でテーマを決めて、タブレット端末を使ってまとめたり模造紙に整理したりして資料を作成して発表を行いました。

それぞれに発表の仕方を工夫して、手話を交えながら発音や文章表現に気を付けながら発表できました。

発表後には、「ほめことばボックス」から1枚カードを選んでみんなから称賛の言葉をかけてもらいました。

参観に来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

中学部「自立活動:スピーチ発表」

中学部1、2年生は、自立活動の学習の一環として、スピーチ発表を実施しました。

 スピーチ発表は、「自分の思いや考えを自分の言葉で文をまとめ、相手に伝わるように発表の方法を工夫する」ことを目的として数年ぶりに実施することとなりました。

 最初に、担当の教師と相談して発表するテーマを決め、文章にまとめる時は、特に「なぜこのように思ったのか?」「この気持ちになったのは、どうしてなのか?」などと十分に話し合ってから文章をまとめました。普段から感じていることを教師との話し合いを積み重ねることによって、自分のことを振り返る機会にもなりました。

 主に、部活動や将来の夢、中学生になって感じたことなど様々なテーマの発表があり、それぞれの思いや考えが発表を通して、伝わってきました。

 普段の友達の会話と、発表する時の話し方や手話の表現の違いが分かり、緊張する姿が見られましたが、今後の学校生活においての発表の場や話し合いの場で、今回の経験を思い出して相手に確実に伝わる方法を工夫してほしいと思います。

節分

 2月3日(木)は節分でした。感染症対策の一環として、今年は新聞紙で手作りした豆をまくことになりました。密を避けるため、各部屋での実施となりましたが、思い思いに願いを込めて豆をまき、楽しむことができました。また、健康に過ごせるよう願いを込めて、年齢+1の数の福豆を食べる体験もしました。今年も1年健康に、そして寄宿舎にたくさんの“福”がきますように!

令和3年度 寄宿舎 卒業を祝う会

 1月27日(木)に今年度卒業予定の中学部6名、高等部4名へ向け卒業を祝う会を行いました。

 新型コロナウイルス感染症の感染リスクを考慮し、それぞれの部屋にある情報モニターで祝う会の次第に沿って事前に録画した動画を上映しました。

 出し物は、在舎生女子と男子、卒業生女子と男子の4つのグループに分かれて、それぞれアイディアを出し合いながら準備しました。在舎生は、卒業生との思い出を振り返り、感謝の気持ちを言葉や歌やショート劇にして伝えました。卒業生は、ハンドサインという歌手の『声手』を踊ったり自分の目標や夢を伝えたりしながら、在舎生にエールを送りました。どれも温かい気持ちになる出し物ばかりでした。

 舎生会会長からは「これまで努力してきたことを活かし、辛いことがあったら、自分の力で寄宿舎生活をしてきたことを思い出して頑張ってほしい。この時間を大切に、感謝の気持ちをもって楽しい会にしよう。」とあいさつがありました。卒業生代表者からは「寄宿舎で身につけたことを糧に頑張りたい。自分の目標を達成するために、いろいろな壁に当たると思うが、諦めず、頑張ってほしい。」という言葉が在舎生に贈られました。

 夕食は、卒業生からのリクエストメニューでした。手作りの席札やメニュー表と豪華な食事が祝う会の雰囲気を盛り上げてくれました。黙食ではありましたが、みんな大満足でした。

全国聾学校合奏コンクール、努力賞を受賞

   

小学部5・6年生は、全国聾学校合奏コンクールに「威風堂々」の演奏にて応募しました。

一次審査を通過して、二次審査の結果、努力賞を受賞しました。

審査員からの講評について、担当教員から説明があると、児童は自分たちの演奏の評価に納得していました。

5年生からは、「来年もまた応募したい。」と学習の成果に満足した様子が見られました。

小学部、給食配膳を実施!

  

小学部では、普段給食をランチルームで食べていました。

新型コロナウイルス感染症まん延防止期間となり、更なる感染症予防対策として各教室で自分で配膳をして給食を食べています。

低学年の児童は、こぼさないように気を付けながら配膳する姿が見られました。

自分で配膳した給食は、さらにおいしく感じられているようです。

 

飛沫防止パネルの製作(情報工業科)

 12月23日(木)に、校長や寄宿舎の指導員にも参加いただき、飛沫防止パネルの贈呈式を行いました。環境整備事業の一環として、今年度は飛沫防止パネルを製作しました。情報工業科の生徒6名全員で、材料の買い出しから完成まで全ての工程に携わりました。生徒一人一人が責任感を持って少しずつ作業を進め、ランチルームに5台、寄宿舎に20台を寄贈することができました。

高等部情報工業科 安全祈願祭

情報工業科では、1年間の無事故への感謝と、これから1年の実習の安全と成功を願い、12月23日(木)に「安全祈願祭」を実施しました。

 この「安全祈願祭」は金属や火、土を使う施設や大学、各工業高校等で年に一度行われる大切な恒例行事となっています。「ふいご祭り」「たたら祭り」という名称で行うところもあり、冬の季語にもなっています。火や鉄を扱う実習での無事故、道具への感謝を祈念して実施されます。

 普段の適切な管理に加え、無事故や実習の成功に対し、感謝と願いを込めて大掃除を行いました。その後、生徒、職員一同、思いを込めて真剣に無事故と成功を祈願しました。

第三学期始業式を実施!

    

 

1月11日(火)に第三学期始業式を実施しました。

幼児児童生徒が元気に登校し、新型コロナウイルス感染症予防対策を講じて実施しました。

校長より、新年と第3学期を迎えるに当たって、幼児へ「お友達や先生と一緒にいろいろな活動に挑戦してください。」と、小学部、中学部、高等部の児童生徒へ「一年間の学習のまとめをするとともに、将来の進路について学習を深めてください。」と、卒業を迎える児童生徒へ「就職先や進学先での活動など、未来の『目標』に向けて、前向きな『勇気』をもって、『第一歩』を踏み出だせるように準備を進めてください。」と話がありました。

保護者、地域、関係者の皆様には、本年も本校の教育活動に御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

冬至

 12月22日(水)は冬至でした。今年の冬至は、「ゆず湯」の他に「“ん”のつく食べ物を食べると運を呼ぶ」という風習に着目し、生活委員が企画・運営を行いました。“ん”のつく食べ物について色々な意見を出し合った結果、みんなで「プリン」を食べようということになりました。夕食にも“ん”のつくメニューがたくさん出たため「運がつくかな?」と感じながら楽しみました。

 季節を感じながら楽しく過ごした様子をお伝えします。

賞状伝達式、第二学期終業式を実施

    

12月24日(金)に賞状伝達式、第二学期終業式を実施しました。

賞状伝達式では、今学期に各種コンクールや大会にて活躍した児童生徒へ

賞状の伝達を行いました。延べ16名の児童生徒が賞状の伝達を受けました。

第二学期終業式では、校長より「毎日の学習の積み重ねがあり、心も体も大きく成長した2学期でした。」「通知票をよく読んで、一人一人が自分の学習や生活を振り返り、自分の良いところや頑張っているところはどこか、また、自分の努力が足りないところや頑張らなければいけないところはどこかについて考えてください。」とお話がありました。

保護者や地域、関係機関の皆様には、本校教育活動に御理解と御協力を賜りましたことに感謝申し上げます。

寄宿舎 第4回避難訓練

 12月8日(火)、6:20に火災を想定した今年度4回目の避難訓練を行いました。朝方の訓練ということで、舎生が就寝している時間で設定しました。非常ベルで起きる生徒や、職員の声かけで起きる生徒がいましたが、全員すぐにヘルメットをかぶり、安全に迅速に避難の準備をすることができました。寒い屋外への避難になるという想定なので、防寒具の着用についても意識することができていました。舎監の先生から「自分の命を守るためには、正確な状況の把握が必要です。自分の命は自分で守る行動をするためにも、指示をしっかり聞きましょう。」と話がありました。

 最近は、日本各地で地震が多発しています。そのため、空気が乾燥している冬季は、火災による二次災害の発生の危険性が高まっている状況といえます。日々の生活支援で、防災意識の強化と緊急時の行動が定着できるように支援を続けていきたいと思います。

中学部 ボランティア活動

今年度の『ボランティア活動』は、「自分たちの得意なこと」を活かしたことはできないか?と、みんなで相談をしました。

「お掃除」「合奏」「手話」など、いろいろなアイディアが出されましたが、今回、小学部の児童を招待しての「クリスマスコンサート~合奏「キセキ」「さくら」」が実現しました。

会場の飾り付けや進行など、小学部のみなさんがクリスマスの雰囲気を味わえるようなアイディアがたくさん盛り込まれ、一人一人の主体性がそこここに現れた会となりました。短い時間でしたが、招待した児童や先生方に喜んでいただくことができ、「達成感」「自己効力感」を味わうことのできた経験となりました。

小学部の児童からは、「いろいろな楽器が組み合わさってきれいだった」「優しい音が聞こえました」「心が豊かになりました」などの感想が寄せられました。また、手作りのかわいい花束もいただきました。

中学部 ゲストティーチャーを迎え書写の授業を行いました

中学部1年1組の書写で、ゲストティーチャーをお迎えして授業を行いました。

生徒たちはいつも以上に真剣な表情で、筆の動かし方や行書の書き方を教わり

ました。

一時間で驚くほどの上達を見せる生徒もおり、特別な時間となりました。

中学部では他のクラスでも、ゲストティーチャーに書写のご指導をいただきました。

基礎製図検定に合格しました(高等部 情報工業科)

 過日実施した全国工業高等学校長協会主催 第34回基礎製図検定において、高等部 情報工業科2年の2名が合格しました。

 本校生徒が受験するのは初めての検定試験でしたが、夏休みから始めた課外授業の他、放課後の自主学習、自宅学習などに取り組み、準備を進めてきました。

 今回の合格が自信となるとともに、その後の製図の授業の理解も深まり、意欲的に学習に取り組んでいます。

給食の献立に食物調理技術検定2級のお弁当献立が登場しました!

   12月9日(木)の給食に高等部生活技術科3年の八島遥月さん考案の食物調理技術検定2級合格の弁当献立を給食用にアレンジしたメニューが登場しました。

                                     

  栄養士さんとも相談をしながら、幼稚部から高等部までみんなにおいしく食べてもらえるよう、「好きな具材は何か。」、「栄養のバランスはどうか。」など考え、弁当献立に合うみそ汁も考えました。
「鶏肉のペッパー焼きはおいしい、もっと食べたい。」と一番人気でした。「ピーマンときぬさやのマスタード和えは、初めて食べる味だけれど、さっぱりしていておいしい。」、「切り干し大根はだしの味がおいしい。やさしい味でおいしい。」などと、どのメニューも大好評でした。

 

☆八島さんが考えた給食のメニュー☆

                              

                                                                                       献立の説明をしている様子

 

中学部 令和3年度「ふくしまを十七字で奏でよう絆ふれあい支援事業」で学校賞をいただきました。

保護者や兄弟、友達や教師とペアになり、日常生活での共通体験に関する内容や、ふるさと福島のよさや願いに関する内容を、五・七・五の十七字で奏でるこの事業に、多くの作品を出品した結果、中学部で学校賞をいただきました。生徒代表として2名が表彰式に参加しましたが、その様子を中学部全員でモニターを通して見ることで、学部全体で喜びを分かち合いました。保護者や兄弟、友達や教師など人と思いを共有し、言葉を紡いでいくという活動をこれからも大切にし、今後も中学部一丸となって取り組んでいきます。

6年生、中学部の授業の様子を見学

   

12月14日(火)に6年生が総合的な学習の時間に本校中学部の授業の様子を見学しました。

6年生は、総合的な学習の時間の中で「将来のなりたい自分」について学習しています。

今回、中学部の授業や生活の様子を見学して、進学への意欲を高めるとともに、「なりたい自分」への思いを強くしていました。

食物調理技術検定2級を受検しました!

 12月4日(土)福島県立光南高等学校で、第54回全国高等学校家庭科食物調理技術検定2級を高等部生活技術科の3名が受検してきました。

 「17歳男子通学用弁当」という課題で条件に沿って献立を作成し、調理を50分で行いました。

 いつも練習をしている学校の調理室ではないため、とても緊張した様子でしたが、3名とも集中し調理に取り組みました。

 授業だけではなく、放課後、家庭での練習を重ね、試験では練習の成果を発揮することができました。

幼稚部 りんご狩り

 11月25日(木)に須賀川にある有我果樹園でりんご狩りを行ってきました。今年のりんご狩りは少し時期が遅かったこともあり、子どもたちがりんごを取りやすい位置まで枝がしなっていました。「赤いりんごはふじで、すっきりとした甘さだね。」「黄色いりんごははるか。喉が渇くほど甘いね。」「香りがいいね。」等と、お母さんに剥いてもらったりんごを食べながら、親子でのやりとりを楽しむ様子が見られました。また、採りたてのりんごをまるかじりする体験もでき、子どもたちの素敵な笑顔が見られました。

 出荷用のりんごの選別の様子を見せていただいたり、おいしいりんごの見分け方を教えていただいたりして、季節の果物を知る良い機会になりました。有我果樹園のみなさん、ありがとうございました。

 

 

中学部 職場体験学習

12月7日と8日の2日間、中学部の3名の生徒が職場体験を実施しました。場所は「ヨークベニマル大槻店」、「希望ヶ丘図書館」、「株式会社オフィスゼロ」です。

最初は緊張と不安を胸にしながらの実施でしたが、担当の方に丁寧に仕事内容を説明していただきながら徐々に慣れ、無事に体験を終えることができました。終わった後に、「楽しかった!」という感想を言う生徒もいました。
2日間の体験をとおして、働くために必要な力や様々な職場環境を知り、将来の仕事について考えるとともに自己理解を深めることができました。

 

中学部 e-ネット安心講座を実施

 

12月8日(水)総合の時間に情報モラル教育の一環として「e-ネット安心講座」を実施しました。

小学部と同様に株式会社ティーガイアの方より、「ネット依存」「ネットいじめ」「あやしい情報」「さそいだし・なりすまし」「個人情報」「ネットサギ」「著作権・肖像権」について詳しいお話をいただきました。

生徒からは「今までもネットの危険については知っていたけど、危険がこんなに身近にあることが改めてわかった。」などの感想の声がありました。

今後、学級や各教科での学習の中でさらに情報モラルについて学習を深めていきます。

幼稚部  絵本の読み聞かせ会

 12月1日(水)に絵本の読み聞かせ会を行い、手話サークルのみなさんに大型絵本「おおきなかぶ」を読んでいただきました。子どもたちは大型絵本と手話表現を見ながらお話を聞きました。劇遊びでは、やりたい役の番がくると「はい!」と大きな声で返事をし、「うんとこしょ、どっこいしょ。」と力いっぱいかぶを引っ張る演技をしました。なかなか抜けない大きなかぶでしたが、みんなで力を合わせてやっと抜くことができ、子どもたちは大喜びでした。「かぶが抜けてうれしい。」、「ママに教える。」と言う等、絵本の読み聞かせを楽しむことができました。

 

 

小学部、e-ネットあんしん講座を実施

  

12月8日(水)に小学部3年生以上を対象に情報モラル教室として、外部講師を招聘して「e-ネットあんしん講座」を実施しました。e-ネットキャラバン事務局より講師を派遣していただき、株式会社ティーガイアの方に来校いただき、情報モラルについて分かりやすくお話をいただきました。

児童は、インターネットを利用する際のルールや注意事項について、アニメ映像を交えた講義を真剣に聞いていました。6年生は、「これから利用するときに注意したい。」などの感想を述べていました。今回を機会に、今後も学級ごとに情報モラルを学習していきます。

小学部、持久走記録会を実施

  

12月3日(金)に小学部で持久走記録会を実施しました。

先日の悪天候の影響で校庭の状態が悪いことから、体育館での実施となりました。

小学部1・2年生は600m、3年生は800m、5・6年生は1000mを走りました。

これまで体育で持久走の学習に取り組んだり、休み時間に各自練習したりしてきました。

「前の記録より1秒早く走る」を目標に全力を出し切りました。保護者や教師の応援もあり、全員が最後まであきらめずに走り切りました。

応援をしていただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。

小学部5・6年校外学習「デンソー福島」

 11月30日(火)に小学部の5・6年生で校外学習に行ってきました。見学先は、本校の卒業生も働いている株式会社デンソー福島です。デンソー福島は、自動車の部品を作っている工場で、とても大きく有名な工場です。スクールバスの中から工場が見えてくると、「うわ、大きい!」と子ども達からは驚きの声が聞こえてきました。

 はじめに、デンソー福島の会社について説明を聞き、その後、工場の中を案内していただきました。工場内は、プログラミングされたロボットが次々に部品を組み立て、出来上がった部品を人が検査する等、ロボットと人が協力して作業を進めていました。

 見学の最後には、本校の卒業生に直接質問する時間を作っていただき、子ども達は自動車に関する工業生産や働くことについて、より身近なこととして学ぶことができました。