ふくろう掲示板

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作業技能大会に参加しました(高等部)

 8月4日(金)に、第11回特別支援学校作業技能大会がビッグパレットふくしまで開催されました。

本校からは、アンケートはがきの記載事項を入力フォームに入力する速度と正確さを競う『パソコンデータ入力検定』と、職業の授業で製作した作業製品品評に3つの製品を出品し、プレゼンテーションを行いました。

 結果は以下のとおりです。

1 パソコンデータ入力検定部門

高等部3年 K.S 8級
高等部1年 M.K 7級

2 作業製品品評部門

木工班(金賞受賞)

Drink Palette(木工班).pdf
木工班 Hot Palette(木工班).pdf
手工芸班 トレジャーポーチ(手工班).pdf

※製品名をクリックすると、紹介ページが開きます。

 

地域企業との連携(情報工業科)

 情報工業科では、2019年度から、環境整備事業と称して、ホワイトボードや鉄琴脚部の溶接による修繕、体育館や生徒会室へのLAN敷設、体育館や通路への手すり製作、図工室の椅子製作、飛沫防止パネルの製作など、依頼に応じた製作や修理に取り組んできました。校内の活動が中心だったこの活動ですが、今後は、地域企業との連携、地域社会への貢献、SDGsの推進と、活動の幅を広げていく予定です。

この度、主旨に賛同いただいた有限会社ワタショウ様のご協力のもと、株式会社ツボイ様を訪問し、6月22日(木)に、工場見学ならびに木材の寄贈をしていただきました。提供いただいた材料を、どこで、どのように活用させていただくか、現在計画中です。

生徒の感想の一部抜粋

〇家を建てる材料は、現場で加工するのではなく、プレカット工場で加工されていることが初めて分かった。

〇機械で木材を加工していて、効率よく行われていることが分かった。

〇家を建てる際には、40本程の木材が必要だと分かった。

〇プレカットすることで、住宅建築の組み立て時間が短縮され、早い現場だと1日で終わることもあることが分かった。

〇機械で長さや太さを調整するだけでなく、木に穴をあけたり、丸く加工したり、接手を加工したりすることが分かり驚いた。

 

【(株)ツボイ様へのお礼の言葉】

〇貴重な木材を提供していただきありがとうございました。木材を使って、社会に役立つように、情報工業科のみんなと協力して作りたいと思います。

〇今回は私たちのために大事な材料をいただき、ありがとうございました。私は今将来やりたい仕事について調べているので、とても参考になりました。本当にありがとうございました。

〇私たちのために木を提供していただきありがとうございます。いただいた木を使って人の役に立つものをつくりたいと思います。

 

(寄贈いただいた材料100%による試作品)

 

  椅子、踏み台、鍋敷き

 

  ガーデンフェンス

 

 

   ベンチ

加工の際に出たおがくずを使ったコンポスト

 

令和5年度 寄宿舎 不審者対応訓練

  7月24日(月)に職員研修として、郡山警察署生活安全課のスクールサポーターの方をお招きして不審者対応訓練を実施しました。

不審者が夜間に建物内に侵入した想定のもと、侵入口での初期対応や情報機器を使用した情報共有、舎生の避難誘導などの実践を行いました。それぞれの場面でスクールサポーターからアドバイスをいただき、参加者全員が危機意識を高め、防止策や非常時に取るべき行動について理解を深めました。

 今後、職員間で学んだことや気づいたことを共有し、さらにあらゆる場面を想定し、意見を交換することで、対応の改善策に活かしていきます。また、2学期には舎生も含めた不審者対応訓練を計画しています。訓練を通して不審者侵入時に取るべき行動や心構えを伝えていきたいと思います。

                            初期対応訓練            スクールサポーターによる「さすまた」実技

         舎生避難誘導訓練              スクールサポーターによる講評 

寄宿舎 お楽しみ会

 7月20日(木)にお楽しみ会を行いました。前年度に行ったアンケートでスポーツをやりたいという意見が多く、今年度は体育館でスポーツ大会となりました。競技はアンケートを基に舎生会役員で協議し、鬼ごっこ、障害物リレー、リレーを4チームに分かれて行いました。チームごとに作製したリストバンドを身に付け、一人一人装飾をしたうちわを使い、全力で競技に取り組みました。

 夕食はリクエストメニューでした。オムライスにはケチャップで好きな絵や文字を描き、楽しい夕食となりました。

 夕食後の閉会式では、感想のインタビューや順位発表、チームごとの写真撮影を行い、最後まで盛り上がりました。楽しい夏の思い出を作ることができました。

 

高等部体験入学を実施しました。

7月25日(火)、高等部の体験入学に6名の生徒が参加しました。

高等部の各学科の概要や進路指導の取り組み等について説明を聞いた後、コース別に3つの授業を体験しました。  

 英語「Let's have a conversation.」      情報工業科「ロボットのねじ切り加工」         

           

  生活技術科「布絵本の製作」          理科「食用油の重さの比較」

           

  手工芸「さおりコースターの製作」         体育「体つくり運動」 

           

教師の指示を確認して安全に取り組もうとする姿や、色や素材を組み合わせて想像力を働かせながら製作する姿、教師の問いかけに応じて自分の考えを伝える姿が見られました。

参加した生徒からは「上手に作ることができました。楽しかったです。」「手工芸のさをり織りでは自分で好きな色を選び、作りました。」等、体験した内容や感じたことを発表することができました。

高等部の3年間だけでなく、高等部卒業後の進路を見据えるとともに、学びたいことを明確にしながら、自分に合った進路を選択することができるよう願っています。

寄宿舎 保健衛生講話

 6月29日(木)に「暑い季節の過ごし方」について講話を行いました。

 暑さが厳しい夏に健康的・衛生的な生活を送るために「夏バテや熱中症の予防法」「体調不良時の報告の仕方」「健康保持のための自己管理」「衛生的な生活」「飲食物の管理」の5点について実施しました。

 夏バテや熱中症の予防法として、のどが渇く前に水分を補給し、バランスの良い食事を心がけ、十分な睡眠をとることを確認しました。また、ストレス解消法を見出し、心の健康を保つ大切さを伝えました。

 舎生は指導員の質問に対して積極的に発言するなど真剣に参加していました。実施後は講話を通じて気付いたことや学んだこと、感想を記入し、今後の生活に生かしていきたいという前向きな姿勢が見られました。

 今後も、舎生それぞれが自立に向けた生活について主体的に考えて行動することができるよう、情報提供や環境づくりを進めていきます。

第一学期終業式・表彰伝達式

 7月21日(金)に賞状伝達式、第一学期終業式を実施しました。
賞状伝達式では、東北地区聾学校卓球大会、七夕展及び計算技術検定で活躍または合格した生徒へ賞状の伝達を行いました。第一学期終業式では、校長より「規則正しい生活をする」「健康や安全に気をつける」「SNSでのトラブル・ネット被害などに気をつける」「お手伝いや体験をする」などの話がありました。充実した夏休みを過ごし、幼稚部の皆さんは9月1日に、小・中・高等部の皆さんは8月28日に元気に登校してください。
 終業式終了後には、大空祭実行委員会より、今年度のテーマの発表がありました。
「大空に刻め!響け!みんなの夢、みんなの青春」をテーマに、10月27日、28日に開催します。是非、多くの方々に足を運んでいただければと思います。

東北地区聾学校卓球大会結果報告(高等部卓球部)

 7月8日(土)~9日(日)に、青森県マエダアリーナにて開催された東北地区聾学卓球大会に、3名が参加して来ました。昨年度、この大会で優勝した女子生徒が、シングルスで二連覇を果たしました。11月3日(金)~5日(日)に愛知県名古屋で開催される全国大会に向けて、さらに練習に励みたいと思います。

【男子学校対抗戦(福島・山形・秋田連合チーム)】

第1位

【女子学校対抗戦(福島・山形連合チーム)】

第1位

【男子個人戦シングルス】

W.R 第6位

【女子個人戦シングルス】

M.R 第1位

E.M 第4位

  

郡山高等学校教育コース3年生が来校しました

7月18日(火)、郡山高等学校教育コースの3年生による見学がありました。

将来、教育の分野に進むことを希望している生徒のみなさんが、特別支援教育や聴覚障がいについて学びに来ました。

聞こえにくさの体験では、音のゆがみや会話時の急なルールの変更の際に聞きもらしたり、分からなかったりする状況に戸惑いを感じながらも、グループの仲間に伝えられないまま同調する様子が見られました。

体験・講話・校舎内の見学を通して、「話の輪に入りづらく、疎外感を感じた。」「幼小学部では物に名前を示してあり、視覚的に学習していることが分かった。」「先生が1人1人理解を確認して授業を進めていて、生徒たちが目で話を聞いているのが印象深かった。」との感想が寄せられました。

本校との交流につながる第一歩です。

同じ地域内の学校として、互いに学び合うことができる機会を大切にしていきたいと思います。

寄宿舎1学期大掃除

7月13日(木)寄宿舎の1学期大掃除を行いました。

「寄宿舎を大切にする気持ちや感謝の気持ちを込めて、普段は行えない隅々まで丁寧に掃除をする」と係の舎生が目的を決め、開始前の連絡事項で呼びかけました。

高い所の埃や、窓のサッシの汚れ、洗濯機の洗剤の溶け残り、浴室の排水網の汚れなど、いつもは気づかない汚れをしっかり落としました。みんなが使用している場所の清掃後には、自分の部屋と下駄箱の清掃も行いました。

 

 

中学部1年 奉仕活動を行いました。

  7月19日(水)に奉仕活動を行いました。
 奉仕活動を行うにあたり、1学年みんなでどんな活動をするか話し合いをしました。生徒たちから「校内をきれいにしたい」「幼稚部の子どもたちを喜ばせたい」という意見が挙がったため、幼稚部の子どもたちと先生方に掃除してほしい場所のアンケートを取り、清掃活動を実施しました。
 遊具置き場にある三輪車やおもちゃを片付けたり、砂をきれいに掃いたりしました。また、下駄箱の中を一つ一つ丁寧に水拭きもしました。とても集中し、みんなで協力して取り組む姿が見られ、幼稚部をきれいにしたいという思いが生徒たちから感じられました。掃除の途中で、幼稚部の子どもたちから「ありがとう」と声をかけられ、嬉しそうにしている様子も見られました。活動終了後、「もっときれいにしたかった」「幼稚部のみんなが喜んでくれると思う」などの反省がありました。今回の奉仕活動では、生徒たちが「相手のために自分には何ができるか」をじっくりと考える良い機会となりました。

 

幼稚部 第1回幼稚部本分校交流会

 7月7日(金)に、本校、福島校、会津校、平校の幼児16名が保護者と一緒に本校に集まり、今年度1回目の本分校交流会を実施しました。「ぺんぎんグループ」と「かめグループ」に分かれ、自己紹介をしたり、七夕にちなんで願い事を発表したりしました。

 水遊びの活動では、ぺんぎんグループは中庭のプールで遊びました。じょうろを使って体に水を掛けたり、水鉄砲で怪獣のカードを倒したりして楽しみました。かるたでは、示されたカードと同じ水の生き物のカードを探し、ぷかぷか浮かぶカードの中から素早くカードを取って盛り上がりました。

 かめグループは、幼児用の大きいプールで活動しました。いつもと違うプールに子ども達は大喜び。とびっきりの笑顔を見せていました。ワニの真似をして水中を歩いたり、流れるプールをみんなで作ったりして水の心地よさを十分に味わっていました。

 お昼になると緊張もほぐれ、お互いのお弁当を見せ合いながら「同じ○○が入っているね。」、「それはなに?」等と楽しくやりとりをしながら食べることができました。

 午後の自由遊びの活動では、すいか割りやおままごと等、お部屋の中の道具を使って工夫しながら遊ぶ姿が見られました。

 初めは少し緊張した様子の子ども達でしたが、交流会の終わりには「また会おうね。」と笑顔でタッチすることができました。11月にまた会えるのが楽しみです。

 

 

 

 

中学部自立活動「先輩の話を聞く会」

 中学部3年生を対象に、自立活動の学習の一環として、本校に勤務している聴覚障がい教員3名を講師として招き、「先輩の話を聞く会」を実施しました。
 生まれ育った環境や学んだ環境、聞こえの程度は三者三様であり、主なコミュニケーション手段や、聴覚障がいがあることに起因する困りごとも違っていましたが、「相手の話を最後まで確実に聞く」「状況に応じて、コミュニケーション手段を使い分ける」「自分が聞こえない・聞こえにくいことを相手に伝える」ことは共通しており、自身の体験を具体的に話して下さいました。
 健聴者とのかかわりで大変だったことや学生時代に取り組んで良かったこと、やっておけば良かったこと、そして、なぜこの仕事に就いたのか、なぜこの大学を選んだのか、今のうちにやっておくべきこと等について、実体験を交えた話を聞くことができ、生徒達は自分の障がいの実態や将来の進路に関して、更に考えを深める機会となりました。

令和5年度 七夕行事

 
 7月6日(木)に七夕行事を行いました。情報モニターから流れる世界の天の川の映像を見ながら、七夕係が考えた夕食を食べました。冷やしうどんは「冷たくておいしい!」と大好評でした。夕食後は天の川を見るために外に行きました。残念ながら外は明るく、星を見ることができませんでしたが、夕涼みをしながらみんなでアイスを食べて楽しく過ごしました。

防犯教室

7月6日(木)防犯教室を実施しました。校内に不審者が侵入したという想定で、全校生が体育館に避難しました。講師として郡山警察署生活安全課のスクールサポーターの方に来ていただき、不審者の発生状況や不審者に遭遇した際の対応方法について、実技を交えてご指導いただきました。今年は、不審者に関する通報が例年より多いとのことです。特に、夕方で大人がいない時が一番危険のようです。「いかのおすし」について再度確認し、安全な行動を心掛けたいと思います。

中学部2年 職場体験に行ってきました

 7月4日(火)~5日(水)の2日間、中学部2年生が職場体験を行いました。場所は「郡山市希望ヶ丘図書館」「柏屋開成店」「郡山市役所」「鈴木農場」です。事前学習で、挨拶や自分が困ったとき、分からないことがあったときの対処の仕方等を繰り返し練習し、準備を行って当日を迎えました。最初は、生徒たちに緊張した様子が見られましたが、担当の方々に丁寧にご指導をいただきながら取り組むうちに、仕事内容や進め方を徐々に覚えることができるようになりました。2日目には自分から進んで取り組むことができるようになってきました。
 実際の体験を通して、働くことの大変さを感じるとともに、仕事をするうえで「挨拶や報告・連絡・相談等、コミュニケーションをとることの重要性」「相手のことを考えたかかわり方」など、多くのことを学ぶことができました。生徒たちにとって、今回の職場体験は、今後の進路や将来の職業について考えるよい機会となりました。

 

中学部 片平中との交流会

 6月23日(金)本校を会場として、片平中との交流会を実施しました。
 交流に向けて、事前に生徒会役員同士がオンラインで打ち合わせを行ったり、本校中学部教諭による出前授業を行ったりなど準備を進めてきました。
 当日は、片平中の3年生16名と、本校の1年生から3年生までの18名、計34名が7つのグループに分かれ、啓発ポスターの制作に取り組みました。お互いに緊張している様子でしたが、自己紹介を行うとすぐに打ち解け、意見を出し合いながら協力してポスター制作に取り組む姿がみられました。タブレット端末を活用したり、事前に手話を覚えて手話で伝えたり、口をはっきりと開けて話をしたりするなど、片平中の皆さんの“伝えたいという気持ち”が伝わってきました。短い時間でしたが、お互いに名前を覚え、積極的にコミュニケーションを取りながら、ポスターの完成に向けて楽しく活動することができました。
 片平中の皆さん、ありがとうございました。

  

父母と教師の会「第1回花いっぱい運動」開催

6月2日(金)、父母と教師の会の生活・環境委員会による「第1回花いっぱい運動」が行われました。あいにくの雨模様となりましたが、中校舎軒下にて予定通り開催されました。

 参加した保護者の皆様と一緒に、高等部農業班の生徒の協力もあり、ヒャクニチソウ、メランポジウム、ベゴニアなど色とりどりの花苗をプランターに植えることができました。

 おかげさまで児童生徒玄関前がとても明るい雰囲気になりました。お足元の悪い中ご足労いただきまして本当にありがとうございました。

 

 

幼稚部 ひまわり保育園との交流「一緒に遊ぶ会」

 幼稚部では、年間を通して近隣のひまわり保育園と交流活動を行っています。

 今年度、第1回目の交流を6月16日(金)にひまわり保育園で実施しました。道中は生憎の雨でしたが、車が来ないか確認し、手を上げて道路を横断しながら、安全に向かうことができました。交流会では、4つのグループに分かれて活動しました。「てをたたきましょう」の手遊びでは、お友達と手をつないだり、振り付けをしたりして、笑顔が多く見られていました。「爆弾ゲーム」では、爆弾が2個になって緊張した様子もありましたが、隣の友達に早く渡そうと必死で、大盛り上がりでした。最後に行った「カードめくりゲーム」では、お友達と協力しながら、自分のチームの色になるように素早くめくっていました。帰り際には、ひまわり保育園のお友達がお見送りをしてくれて、「また遊ぼうね。」と言葉を交わしながらタッチをしました。

 

 

高等部3年校外学習 郡山市役所見学

6月8日(木)3学年合同で、郡山市役所へ校外学習に行きました。

障がい福祉課の手話通訳の方が、丁寧にわかりやすく案内してくださいました。

(生徒の感想文より)